「店舗」の意味は何?「店舗」の敬語による表現方法や別の表現への言い換え方法などを以下に詳しく説明します。
「店舗」の意味
「店舗」の意味
「店舗」は物を並べて販売する商売を行なう場所を表わし、具体的に言いますと顧客に来店してもらって商品やサービスを小売販売するための個人経営の商業施設を指す言葉です。
さらに商品の貯蔵所という意味合いも含んでいます。
一般的にコンビニやスーパー、飲食店、書店、花屋等はすべて「店舗」です。
「店舗」の敬語による表現方法
「店舗」の敬語による表現方法
「店舗」の尊敬表現は「貴店」です。
「貴」には相手方に尊敬の意を表わし、「貴殿」等のように使われます。
ただし、「貴店」は文書やメール等で使う場合の表現方法で、対面したり電話で話をするときは通常「貴店」は使いません。
話し言葉として「店舗」を尊敬表現する場合は「そちらのお店」とか店舗名に「様」をつけて言うと丁寧な表現になり無難です。
また「貴店」そのものが敬語となります。
よって「貴店」に「様」をつけて「貴店様」とする表現は二重敬語になるため使わないでください。
なお「店舗」の謙譲表現は「弊店」となります。
「店舗」の言い替えや使用例
「店舗」の言い替えや使用例
・『店をたたむ』
・『店屋が立ち並ぶ』
・『商店のご主人』
・『通販ストアで買う』
・『フルーツショップに行く』
・『売店に立ち寄る』
・『波止場に建つ倉庫』
「店舗」を言い換える表現方法は豊富ですが、微妙にニュアンスが異なります。
「店」は物を販売する商業施設を表わす言葉として最も一般的に使用されます。
「店屋」「商店」は恒常的に売買を行なう所を意味し、「店舗」はそのための建物を表わします。
「ストア」と「ショップ」も物を販売する商業施設を表わしますが、「ストア」が商品のみを販売し修理や加工などの作業は行なわないのに対し、「ショップ」は作業と販売を行なう店を指します。
また「売店」は駅や病院、公園などにある小さな店のことです。
なお「倉庫」は商品の貯蔵所を表わします。
まとめ
まとめ
「店舗」の尊敬表現は「貴店」ですが、「貴店」は文語になり手紙やメールなどの文章でのみ使います。
話し言葉で「店舗」を言う場合は店舗名に「様」をつけて言うと相手方に丁寧な感じを与えますので活用してください。