「アニオリ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「アニオリ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「アニオリ」とは?意味

「アニオリ」とは?意味

原作のあるアニメでのアニメオリジナル展開という意味で、原作のストーリーに組み込む場合と1話まるごとアニメオリ展開という場合、1クールすべてアニオリというケースもありえます。

多くは原作が完結しない時点でアニメ化され、なおかつアニメが毎週放送されている番組でアニオリが挟まれます。

エピソードの区切りのいいところでアニオリを挟むのが理想ではありますが、そうは行かない場合は強引に挟み込むということもあります。

連載時のページ数がそう多くなかったDRAGON BALLがアニオリが顕著な作品で、近年ではBLEACHもアニオリがかなり多い作品ではありました。

「アニオリ」の概要

「アニオリ」の概要

エピソードに挟むタイプのアニオリの展開として、後のストーリーがあるため主要メンバーに変化があってはいけないという大原則があり、新たに味方を増やすということも難しく、アニオリ展開が終わるとその新たな味方は姿を消す必要があります。

アニオリ展開中に主人公や味方が極端なパワーアップをするということもできません。

サブキャラクターを掘り下げるようなエピソードを描いたり、本来1話程度で済んでいた移動シーンを極端に長くして道中でいろいろな人助けをしたりなどの展開にするケースなどもあります。

アニメのキン肉マン(夢の超人タッグ編)ではストーリーの骨格そのものは同じなものの舞台が変化して原作で富士山だったものが、北海道に移るという展開もありました。

原作終了後のアニオリであればかなり展開は自由になり、DRAGON BALL GTなどは作品すべてがアニオリということができます。

「アニオリ」の言葉の使い方や使われ方

「アニオリ」の言葉の使い方や使われ方

「アニオリのキャラクターが逆輸入されて驚いた」DRAGON BALLの主人公・孫悟空の父バーダックなどが代表例で、アニメが先、原作が後に登場するケースが稀にあります。

「映画は大体アニオリなのに鬼滅の刃は原作を映画化していて驚いた」
原作のあるアニメ映画はアニオリ、ともすればシリーズが完結していない間に上映されるためパラレルワールド的になりかねないのですが、鬼滅の刃 無限列車編は完全に原作通りだったという珍しい例です。

「アニオリのキャラクター造形も監修しているだけになかなか良い」
アニオリは新キャラが必須といえ、あまり原作に似ていないキャラクターでは不評を呼びます。

「アニオリ」の類語や言いかえ

「アニオリ」の類語や言いかえ

原作から離れた展開 原作に追いついてきたので尺稼ぎなどがいいかえになります。

まとめ

まとめ

アニオリは原作のあるアニメで発生する展開で、古い作品ですが、テレビ放映時のDRAGON BALL Zの映画などがイメージしやすいものと言えます。

本編を継続することに影響がなく、なおかつ面白い作品を作るという非常にハードルの高いエピソードがアニオリとなっています。

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