この記事では、スラング用語の「ビニ弁」【びにべん】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「ビニ弁」とは?意味
「ビニ弁」とは?意味
コンビニで売っているお弁当のことを「ビニ弁」【びにべん】と言います。
コンビニの「ビニ」とお弁当の「弁」を掛け合わせた造語であり、若者の間ではパックに入っているお弁当全般をこのように呼んでいます。
ご飯が入っていて、おかずが数種類入っているものを一般的にお弁当と呼んでおり、頻繁に利用する人の間で親しみを込めて「ビニ弁」と呼ぶようになりました。
その後、食べる前にビニールの中に入れたその光景を見て楽しむことが流行り、そのときから多くの若者の間で「ビニ弁」という言葉が浸透していったのです。
「ビニ弁」の概要
「ビニ弁」の概要
この言葉が若者の間で使われ出したのは2006年の頃であり、コンビニで買ったお弁当のことを「ビニ弁」と言い表すようになります。
ほとんどの人が使わなかったため広まることはありませんでしたが、袋の中にお弁当のおかずを詰め込んだ画像が出回ったことで「ビニール」の中に入れた「弁当」を略して表す意味として使われるようになりました。
SNSでも画像が投稿されてから友達の会話や掲示板でも頻繁に使われるようになった「ビニ弁」は、評判をあげたり、便利さを伝えるときにも使われるようになります。
コンビニで買って家に帰るときの悲しい出来事が起きたとか、新商品が世の中に出たときなどの感想を表すときも使う言葉として若者の間ではたびたび取り上げられている言葉です。
「ビニ弁」の使い方や使われ方
「ビニ弁」の使い方や使われ方
悪い状態を表すとき使うには、「今日のビニ弁、味がいまいちだった」と使ってみたり、色合いが悪かった、栄養価があまりなさそうと「ビニ弁を先に取り上げてからその後にどのような状態であるかを付け足すようにして使うわけです。
いい意味で使うときは、「駅前に新しく開店したコンビニのビニ弁は盛り付けも良く、味も最高」、「おすすめのビニ弁はシェフ監修シリーズだ」と人に褒めて進めるとき取り上げます。
自転車で買いに行ったとき「自転車でビニ弁を買ってカゴの中に入れて走っていたら、中身の盛り付けが崩れた」と言って嘆く気持ちを表すこともできるでしょう。
「ビニ弁」を使った例文(使用例)
「ビニ弁」を使った例文(使用例)
・『ビニ弁の中でも中華シリーズは冷めても味がしっかりしていて好きだ』
冷めても美味しいビニ弁は大人気であり、現場や職場でかなり選ばれており、多くの人を魅了します。
・『美しく盛り付けられているビニ弁は花見の席で食べるのに適している』
見た目が美しく盛り付けられているお弁当は、梅や桜を見ながら食べられるお重のようで合うわけです。
・『人気のからあげビニ弁には大きな肉がごろごろと入っていて量もあり、食べ応えはあるが、惣菜が少ないのが気になる』
大きな鶏肉がごろごろと入っているお弁当は食べ応えはありますが、少し野菜不足になりやすいのが玉に瑕です。
まとめ
まとめ
多くの若者が食べているお弁当を「ビニ弁」と言い、日々の会話に取り入れています。
「コンビニ弁当」と言うよりも、どことなくお洒落で格好良く聞こえる若者言葉をさりげなく日常会話で使ってみれば、楽しい会話になることでしょう。