この記事では、「アッピル」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「アッピル」とは?意味
「アッピル」とは?意味
人にうまくアピールする行為を「アッピル」と若者の間で使われているスラング用語です。
自分が主張したいことをはっきり伝えたり、人の気持ちを強く引きつけて離したくないと思うとき使うわけです。
ひらがなで「あっぴるする」と書くのではなく、カタカナで「アッピルする」と書くのが一般的であり、主に電子掲示板の2ちゃんねるで使われています。
インターネット上で誕生したブロント語であり、人としての理性を持ち、援助を強く求めている状況において自分が助けてもらいたいと強く懇願するときに気持ちを伝えるわけです。
「アッピル」の概要
「アッピル」の概要
2ちゃんねるで大人気のブロント氏が使っていた「アッピル」は、ファイナルファンタジー11というスレッドに書き込んだ「俺は別に強さをアッピルしていない」と、さりげなく自分を誇示していないことを他のユーザーに伝えたことがきっかけとなりました。
語呂の良さやどこか若者の気持ちをくすぐる言葉の響きが気持ちをつかみ、じわじわと掲示板で使われるスラング用語となっています。
さりげなく自分が思ったことを伝えて相手の反応をうかがってみたり、我慢せず伝えることで距離が縮まり、良い雰囲気になるなど言葉の効果が期待できるわけです。
ときに「アッピル」することで相手に自分が苛立つ気持ちを伝えて、暴走する困った人を抑える効果があります。
「アッピル」の言葉の使い方や使われ方
「アッピル」の言葉の使い方や使われ方
SNSでの使い方は、平日だというのに家族が家にいたとき驚きを隠しつつ何か問題があったのかと思う人が「無言のアッピルだ」と言い、よくよく考えてみれば、その日は家族の誕生日だったというオチがついているわけです。
フリート機能を使って自分をでかでかと“Twitter”(ツイッター)の上の部分に自分を強く「アッピルしない」と伝えて安心してほしいと伝えるときも使われています。
他にも好きな人に自分が愛してほしいと思うときや、これからどこに行きたいかを「アッピルして思ったことを伝える」と使い、気持ちを伝えたい人にアピールすることもあります。
「アッピル」を使った例文(使用例)
「アッピル」を使った例文(使用例)
・『好みの女性にアッピルしたら付き合ってもいいと受け入れてくれた』
思い切って好きだと感じる女性に告白する言葉を伝えたら、付き合ってもいいと承認してくれることもあります。
・『美少女アニメが好きなオタクが、自分の好きな作品を猛烈にアッピルしてくるので気になって仕方がない』
自分が好きなアニメを見てほしいと何度もアピールしてくるので、その根気に負けて自分も好きになってしまう人がいます。
・『自分がいくら国民的アイドルの○○が好きだからと言って、ファンになってとアッピルしないでほしい』
仲が良い人が好きなので、興味を持ってと進めてきても自分は好みではないから無理と言っている人に対して強引に進めるのは迷惑になるわけです。
まとめ
まとめ
押さえ込まないで、自分の考えや気持ちを「アッピル」することは自己主張できる人として好感度も高まるでしょう。
しかし、あまりにもアピールしすぎると嫌がられてしまうことがありますので、使う相手の状態をよく見てから使うことが必要になる言葉です。