この記事では、「うらる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「うらる」とは?意味
「うらる」とは?意味
「うらる」とはウェブページの住所と言えるサイトアドレス、URLを指す若者言葉です。
全てのウェブページにはURL、つまり「うらる」が必ず1つ設定されています。
http:やhttps:から始まる文字列が、一般的なウェブページの識別番号であり住所と言える「うらる」です。
URLを利用することで検索システムなどを使わないでもウェブページに直接移動することができます。
「うらる」の概要
「うらる」の概要
「うらる」はURLをローマ字読みすることで生まれた言葉で、2010年頃にはすでにネット上でも使われていた言葉です。
英語を簡略化させたり馴染みやすくするために、日本語やひらがななどに変換した言葉の一種と言えます。
「うらる」よりURLのほうが、パソコンなどでの入力方法では手間が掛かりませんが、URLの読み方はユーアールエルと長かったので、パソコンなどでの文字入力ではなく、口語として音を短縮した言葉が「うらる」です。
RもLもローマ字読みでは「る」で発音されることが多いですが、アールの音を短縮すると考えた場合、るよりもらの方が収まりが良いためうるるではなく「うらる」になりました。
「うらる」の言葉の使い方や使われ方
「うらる」の言葉の使い方や使われ方
「うらる」はネットに関連する言葉ですが、長い読み仮名を短縮する形で生まれたので、現実でインターネットの話をする場面で、URLを言い換えて使われます。
「説明もなしに貼られたうらるは怖くて踏めないよね」、「この前言ってたサイトのウラル教えて」という形です。
そうして「うらる」という言葉に慣れ親しんだ人は、入力の手間が増えるにもかかわらず、インターネット上でもURLのことを「うらる」と呼びます。
そのため「うらる」はネットに関する言葉ではありますが、ネット上と同じかそれ以上に現実で使われることが多い言葉であり、ネットスラングと言うよりは若者言葉という立ち位置になっています。
「うらる」の類語や言いかえ
「うらる」の類語や言いかえ
「うらる」はURLを言い換える形で使われる言葉なので、当然「うらる」が使われている場面では「URL」と言い換えることができます。
また「うらる」の語源であるURLはウェブサイトの識別子なので、元々住所や郵便番号という意味だったものの、そこから転じてウェブサイトの住所として識別子であるURLを指す使い方もされている「アドレス」も、「うらる」の類語です。
まとめ
まとめ
ネット上ではURLはそのままURLと呼ぶ人も多く、「うらる」と呼ぶ人はいるもののとても多い、広まりきっていると言うほど使う人も多くありません。
ですが口を使ってネットの話をすることが多い人には、URLを簡単に指すことができるので便利な言葉です。
現実で「うらる」という言葉を愛用しているからネット上でも癖で「うらる」と呼んでいるという人もそれなりにいますし、少しずつですが使用者も増えています。