「うっかりお母さん」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「うっかりお母さん」【うっかりおかあさん】を取り上げて、意味を深堀していきます。

「うっかりお母さん」とは?意味

学校の先生や職場でお世話になっている上司に対し、つい間違って母親のように呼んでしまうことを「うっかりお母さん」【うっかりおかあさん】と言います。

本当であれば「先生」「○○部長」と呼ばなければならないのに、緊張してしまうあまり「お母さん」と呼んでしまう失態を犯してしまうわけです。

反対に、その場の緊張が緩む場面で親しい目上の者に対してうっかり「お母さん」と呼んでしまう場合にも使われている呼び方であり、思わず失笑してしまいますが、どこか和やかな雰囲気になるところがまるで家族といるかのよに感じる人もいます。

「うっかりお母さん」の概要

うっかり目上の人や地位のある者に対して「お母さん」と呼んでしまう失態を「うっかりお母さん」と若者の間では笑える話として取り上げて話すとき使われている言葉です。

時と場所によってはかなり恥ずかしい失態であり、職場では仲が悪い上司からこっぴどく怒られてしまう原因になります。

そのため、大人になってからは気をつけなければならないことであり、相手に失礼がないよう気を引き締めなければなりません。

しかし、お昼ご飯や居酒屋で一緒に飲み食いする親しい人であればつい口を滑らせてしまい、母親を呼ぶように「お母さん、この前の件ですが」と声をかけてしまう場合もあるわけです。

「うっかりお母さん」の使い方や使われ方

過去にうっかり教師や塾の講師に対し、自分の母親を呼ぶように声をかけてしまったとき「うっかりお母さんと言って恥ずかしい」と気持ちを言い表します。

職場の上司や先輩社員と何気なく休憩時間に話しているとき「うっかりお母さん…恥ずかしかった」と言ってみたり、かなり立場が上の人に対して間違って呼んでしまったときは「社長にうっかりお母さんって、まじでまずい」と焦る気持ちを伝えるわけです。

「うっかりお母さん」を使った例文(使用例)

・『初めて行く塾の講師にうっかりお母さんして恥ずかしいので通いにくい』
初めて会う講師に対して「お母さん、よろしくお願いします」と言った日には、頭がおかしいと思われたかと感じれば、今後の付き合いは大丈夫かと感じるほど緊張するでしょう。

・『職場にいる気難しい先輩社員にうっかりお母さんすれば急に距離が縮まった』
なかなか距離が縮まらず話もできない先輩であってもうっかりミスで距離が縮まることがあります。

・『人生で初めてうっかりお母さんして震えがとまらない私を気にかけてくれる上司が好き』
間違って上司を呼んでしまった日から、いっきに仲が良くなった上司に好意を持ってしまう人もいるわけです。

まとめ

「お母さん」と呼んではいけない相手をうっかり呼んでしまったその失態はとても恥ずかしいものであります。

しかし、普段から気軽に話せる人であれば反対に気持ちが通じ合うきっかけとなる場合もあります。

そんなスラング用語をあえて仲間や友達に使って、楽しく交流するための言葉にしてみるのもいいでしょう。