「コスROM」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「コスROM」の意味を分かりやすく説明していきます。

「コスROM」とは?意味

「コスROM」とは?意味

「コスROM」とは現実の人が、アニメや漫画、ゲームのキャラクターの衣装を着て撮影した写真や動画を収録した、CDやDVDなどの記録媒体を指します。

被写体の性別が限定される言葉ではありませんが、そういった撮影をして販売する人には、男性よりも女性の方が多いことから、「コスROM」という場合女性の写真や動画が収録されているものが多いです。

イラストや漫画を描く人が有志で同人誌を制作して出すように、コスプレイヤーが有志で制作し、コミケなどのイベントで頒布する作品が「コスROM」と言えます。

「コスROM」の概要

「コスROM」の概要

アニメなどのサブカル作品のキャラクターの衣装を身にまとってなりきる、所謂コスプレをする人たちをコスプレイヤーと言い、そのコスプレした写真や動画を撮影してCD-ROMなどの媒体に収録した作品が「コスROM」です。

以前はコスプレイヤーの写真も写真集として本の形で頒布していましたが、CDやDVDなどにデータを入れたほうがコストも手間も掛からず、より多くの写真を載せられますし、写真だけでなく動画で動きまで見せられます。

そのためコスプレを楽しんでいるコスプレイヤーが、そのコスプレを作品として残したい場合には、本ではなくCDなどの「コスROM」にすることが現在は主流です。

「コスROM」の言葉の使い方や使われ方

「コスROM」の言葉の使い方や使われ方

「コスROM」は言葉の意味通り、コスプレ姿を収めたCDなどを指して使われる言葉です。

「来週には追ってたコスプレイヤーのコスROMが出る」「ファンだからコス作品はデータでも持ってるけどコスROMも欲しい」というように使われます。

収録されている内容が同じでも、ネット上で販売されているようなデータだけの場合と、CDのように記録媒体に収録されている場合は区別され、記録媒体に収録されているものが「コスROM」です。

記録媒体は写真だけならCD、動画もあるなら容量的にDVDが多く、稀にBDもありますが、どのディスクを使っていても「コスROM」と呼ばれます。

「コスROM」の類語や言いかえ

「コスROM」の類語や言いかえ

以前はコスプレイヤーの写真作品は写真集として頒布されていて、「コスプレ写真集」と呼ばれていました。

そのためコスプレ写真集は「コスROM」の類語と言えますが、以前のコスプレ写真を集めた作品という意味ではなく、今では「コスROM」の中でも動画ではなく写真だけを集めたものという限定的な意味になっているので、完全な言い換えにはできません。

まとめ

まとめ

コスプレイヤーが好きな作品のキャラだからなりきりたいと思ってするのがコスプレで、それを多くの人に見て欲しいと思い作って頒布するものが「コスROM」です。

基本的に有志によって作られるものが「コスROM」と呼ばれ、公式がモデルなどに衣装を着せて撮影したものは「コスROM」と呼ぶことはあまりありません。

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