「私事」の読み方と意味とは？「わたくしごと」と「わたしじ」のどちら？正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「私事」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「私事」の正しい読み方は「わたくしごと」と「わたしじ」どちら

「私」という漢字は訓読みでは「わたくし」や「わたし」、「私(ひそ)か」と読み、音読みでは「し」と読みます。

そして、「事」という漢字は訓読みでは「こと」や「事(つか)える」と読み、音読みでは「じ」や「ず」と読みます。

「私事」には2つの読み方があり、1つ目は「私」に訓読み、「事」に音読みを当て、「わたくしごと」とする読み方。

そして、2つ目は「私」と「事」それぞれに音読みを当て、「しじ」とする読み方です。

正しい読み方の結論

「私事」の正しい読み方は「わたくしごと」、及び「しじ」になります。

「私事」の意味

「私事」には「わたくしごと」と「しじ」の2つの読み方がありますが、指し示す意味はいずれも同じになります。

・「公的ではない、個人的なこと」や「私生活に関係すること」
・「他人に知られたくない秘密」や「隠し事」
「私事」の類義語には「私的(してき)」や「個人的(こじんてき)」、「一身上(いっしんじょう)」や「プライベート」、「プライバシー」などがあります。

「私事」の言葉の使い方や使われ方

・『私事で恐縮ですが、先日、長年お付き合いさせていただいた女性と結婚いたしました』
・『私事にかんする質問は遠慮していただくようにお願いします』
・『これは私事の問題なので口出し無用でお願いします』

まとめ

「私事」の正しい読み方は「わたくしごと」、「しじ」であり、どちらの読み方でも「公的ではない、個人的なこと」や「私生活に関係すること」、「他人に知られたくない秘密」や「隠し事」という意味を表す言葉になります。