「目処」の読み方と意味とは?「めど」と「もくど」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「目処」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「目処」の正しい読み方は「めど」と「もくど」どちら

「目処」の正しい読み方は「めど」と「もくど」どちら

「目処」「めど」と読み、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「目」の音読みは「もく・ぼく」、訓読みは「め・ま・まなこ・ かなめ」「処」の音読みは「しょ・そ」、訓読みは「ところ・お(る)・お(く)」です。

「目処」と表記する場合「もくど」とは読みません。

ちなみに、音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

正しい読み方の結論

正しい読み方の結論

「目処」の正しい読み方は「めど」です。

「もくど」とは読みません。

「目処」の意味

「目処」の意味

「目処」の意味は、「このような結果にしたいと思って進めていくところ」「ものごとの見通し」です。

「目処」の語源は「蓍萩(メドハギ)」という植物という説があります。

「メドハギ」「萩(ハギ)」の一種で、真っすぐに伸びた茎が特徴です。

昔は占いの用具としてこの茎が使われ、「めどぎ・めどき」と呼ばれました。

昔の人々にとって占いは将来を判断する重要な方法であったために、「目指すところ」「目当て」という意味で「めど」が使われる様になり、「目処」という漢字が当てはめられたのです。

「目処」の言葉の使い方や使われ方

「目処」の言葉の使い方や使われ方

「目処」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『来月中を目処に新システムに切り替える』
・『週末までに出荷できる目処が付く』
・『材料を調達する目処が立たない』

まとめ

まとめ

今回は「目処」の読み方について紹介しました。

「目処」の正しい読み方は「めど」で、「もくど」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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