この記事では、「主婦」と「専業主婦」の違いを分かりやすく説明していきます。
「主婦」とは?
「主婦」とは?
「主婦」は、夫婦における妻側が、家事をこなしている場合にそのように表現されます。
そちら側が労働し、夫側が家事を行うという形態だとそのようには表現されず、その夫が「主夫」と呼ばれることになります。
よって、家事の担当がどちらかによって、妻側なら「主婦」、夫側であれば「主夫」となり、読み方は同じ「しゅふ」なので、口語では区別が付かないことがあります。
「専業主婦」とは?
「専業主婦」とは?
「専業主婦」とは、家事のみを行っている「主婦」のことです。
「主婦」という表現だと、家事の担当ではあるものの、定期的にパートに出ているという女性も含めて使うことができますが、こちらの「専業主婦」は、一切家事以外の労働はしていない「主婦」という意味になります。
その家事こそが仕事であり、それが専業なので、このように呼ばれると考えると分かりやすいでしょう。
尚、何かの契約の際などの職業欄にも、「専業主婦」は立派に記載することができる言葉です。
「主婦」と「専業主婦」の違い
「主婦」と「専業主婦」の違い
「主婦」と「専業主婦」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは、「主婦」の中に、家事のみに専念している「専業主婦」も含まれるという関係になります。
「主婦」は、妻側が労働に出ている場合にも使うことができる言葉で、「共働きで、主婦としても忙しい」などといった使い方をしても構いません。
ですが、その場合には、職業としては「主婦」という表現は合わず、勤務先によって「会社員」などとするのが一般的です。
まとめ
まとめ
「主婦」と「専業主婦」は、このように異なる言葉です。
「主婦業」以外の仕事をしているかによって、「専業主婦」とも呼べるかどうかが変わると覚えておくといいでしょう。
「専業主婦」も、「主婦」には違いありませんが、「主婦」に専念しているという意味から、そのように使われています。