「これまで以上に」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「これまで以上に」について解説をします。

「これまで以上に」とは?意味

このときよりもさらに、といった意味です。

「これまで」は、時間・場所・程度などが示された範囲までであることを表します。

今まで、このときまでという意味です。

「これまで何をやっていたのか」「これまで話してきたこと」「これまでよく頑張ってきた」のような使い方をします。

「以上」は、数量や程度などを比較して、それよりも上の範囲であることを表します。

「これまで以上」という場合は、以前よりも数量や程度が上であることを表していることになります。

「これまで以上に」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、以前よりも数量や程度が上になったときや、上にしたい気持ちを持っているときに使用をします。

Aさんが仕事を成功させて、上司から褒められたとします。

お褒めの言葉をもらい、Aさんはうれしいです。

上司からの期待に応えられるように、ますます頑張ろうという気持ちを持ちました。

その気持ちを表すときに「これまで以上に力を尽くしてまいります」のような伝え方ができます。

ある製品の売り上げが伸びてきているとします。

これからどんどんと需要が高まり、今までよりもさらに売り上げが伸びそうです。

このことは「これまで以上に需要が高まる」「これまで以上に売り上げが伸びる」のように言い表すことができます。

以前よりも数量や程度などが上の範囲であるときに使用するもので、下の範囲になるときには用いません。

また「これまで」という言葉を用いているので、以前と比べていることになります。

これが初めての場合には、この言葉は用いません。

「以上に」の後には言葉を続けます。

「これまで以上に」を使った例文

・『これまで以上に重要になることでしょう』
・『これまで以上に注目される可能性があります』

「これまで以上に」の返答や返信例

今までよりもどうなのかと、この後に述べられる事柄によって、返す言葉が変わります。

これまでよりも需要が伸びそうだという場合は、その製品の生産量を増やすなど、何らかの行動をすることになるでしょう。

どのような行動をするのか考えたり、指示を出したりします。

これまでよりも頑張るという意味で伝えられているならば、応援の言葉をかけてあげるとよいでしょう。

応援をすることで、やる気が高まることが期待できます。

しかし、無理をさせないように配慮が必要です。

まとめ

この言葉は、以前と比べて数量や程度が上の範囲であるときに使用をします。

この後にはさまざまな言葉を続けることができ、売上について、頑張る気持ちについてなど、さまざまな事柄に使うことができます。