「ボキャ貧」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ボキャ貧」【ぼきゃひん】の意味を中心に、使い方や例文を取り上げて分かりやすくご説明致します。

「ボキャ貧」とは?意味

自分で考えたボキャブラリー溢れる言葉を考えられず、人の言葉やすでに世の中に出て広まった流行語をあたかも自分が生み出したかのようにするのが「ボキャ貧」【ぼきゃひん】と言います。

言葉の語彙力【ごいりょく】が足りない人に「ボキャ貧」が起こりやすく、どのタイミングでどう言葉を選んで伝えれば人を感動させたり、気持ちをつかめるかよく分からないのです。

そのため、ありきたりの言葉を繰り返して使ってみたり、多くの人が使う表現ばかりするので、読む者を残念な気持ちにさせてしまいます。

「ボキャ貧」の概要

ネットスラングである「ボキャ貧」は、ボキャブラリーが貧弱を省略したものであり、備わっている語彙力が乏しいことを表します。

語彙力が足りない人は自分なりに言葉を掛け合わせて新しい用語を生み出すことが苦手であり、新しい発想することも不得意なところが「ボキャ貧」になってしまう原因となってしまいます。

元々学んだ言葉の数が足りなかったり、漢字が覚えられずに刺激も感じられない言葉ばかり使っている面白みのない人を軽薄する意味で使われるようになりました。

“vocabulary”【ボキャブラリー】と書き、そこに足りないという意味がある貧弱を足して誕生したのが「ボキャ貧」と言うわけです。

「ボキャ貧」の使い方や使われ方

自分で新しい言葉を考えず、人の生み出したものばかりに頼っているとき「君はボキャ貧で困る」とがっかりする気持ちを伝えるわけです。

ナレーターなどの間では「ボキャ貧の克服方法を考える」と言い、早くに語彙力を上げなければ仕事に差し支えると感じて克服するために改善させます。

ナレーター構成作家の間では、個性や独創性が感じられない「ボキャ貧は死活問題」ですので、「ボキャ貧の克服法を考える」ことが求められるわけです。

利便性の高い省略語が増えていくにつれて「ボキャ貧の若者が増える」と言って、いかに語彙力がない人たちが増えているかを心配するときに使います。

「ボキャ貧」を使った例文(使用例)

・『友達にいつもボキャ貧で気持ちが伝わっていないと言われてしまうので落ち込んでしまう』
ボキャブラリーが乏しいと、うまく自分の気持ちを相手に伝えられないという問題が起きてしまいます。

・『人に魅力的な内容のアニメを進めるためには、ボキャ貧を見直すことが大事だ』
いくらいい作品であったとしても、自分なりの言葉で良さを伝えることが魅力をしっかり伝えるためには必要です。

・『ボキャ貧の私は、つまらない人間だと思われてしまうのが嫌なので、自分なりに語彙力を高める工夫している』
自分なりにインターネットや辞書で語彙力を高めるため勉強して学ぶ人もいて、しっかり身に付ける人もいます。

まとめ

語彙力が低いと、自分なりの言葉を考えたり、伝えられない人になってしまいます。

そのような語彙力がない人はどのようにしたら言葉を身に付けて、独創的に発想して伝えられるかを考えることも大事なことになるわけです。