この記事では、「ほげほげ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ほげほげ」とは?意味
「ほげほげ」とは?意味
「ほげほげ」とはプログラムや、システムを組んでいるときのサンプルコードです。
プログラマーなら誰でも知ってる、共通言語のひとつです。
とくに言いたいことは無いけれども、何か文字を入れなくてはいけない場合につかっています。
テスト文字の通称が「ほげほげ」です。
プログラムのソースコードでは「hogehoge」と英語表記で書かれることもあります。
深い意味はありませんが、知っておくと何かと助けてくれる言葉です。
「ほげほげ」の概要
「ほげほげ」の概要
「ほげほげ」は1980年代、熱狂的なパソコンファンによって編み出された言語です。
誰がつくったのか、定かではありません。
ただ茨城県の方便で「ほげほげ」があり、これにちなんで名づけられたのではないかという説もあります。
ちなみに茨城の「ほげほげ」は「満足している」という意味があります。
充足感を覚えていて、満ち足りた気持ちになっていることをあらわします。
お米や農作物がいっぱい採れたときも「ほげほげ」というので、豊作をあらわすおめでたい言葉としても知られています。
ITから農産物まで、色々な意味のある言葉です。
「ほげほげ」の言葉の使い方や使われ方
「ほげほげ」の言葉の使い方や使われ方
「ほげほげ」は、このように使われています。
・『サンプルコードは、ほげほげでお願いします』
・『ほげほげで。仮プログラムを組んでいます』
・『今年もお米が豊作。ほげほげだね』
「ほげほげ」とは、プログラムのダミー言葉のこと。
そのためサンプルコードを組んでいるIT現場で利用されています。
また茨城では「満ち足りた」という意味でつかっています。
「ほげほげ」の類語や言いかえ
「ほげほげ」の類語や言いかえ
ほげほげの関連語には、次の言葉もあります。
・メタ構文変数
・bar
・foo
・ほげる
メタ構文変数というのは、プログラムを組むときの「仮のテキスト」です。
打ちやすく分かりやすいので、日本のIT現場では「ほげほげ」がよく利用されています。
メタ構文変数はその国によってトレンドがあり、イギリスやアメリカなど欧米諸国では「foo」や「bar」も用いられています。
もちろんこうした仮の言葉は、本番前に消去されます。
表舞台には出ていかない、裏方のみぞ知る言葉が「ほげほげ」です。
そんな「ほげほげ」には進化も。
「ほげる」とは新しいことに挑戦してみること、とりあえずやってみることです。
新旧さまざまな「ほげほげ」は今日も、進化をとげています。
まとめ
まとめ
「ほげほげ」の意味と使い方をおさらいしました。
「ほげほげ」はメタ構文変数のひとつ。
プログラムを組むときに利用される、とくに意味のない言葉です。
1980年代には生まれた用語ですが、今では多くのプログラマーが利用しています。
派生した「ほげる」には新しいことにチャレンジするという、力のこもった意味もあります。
生活にうまく役立ててみてください。