この記事では、「ポルナレフ状態」の意味を分かりやすく説明していきます。
ネットスラングを学んでいきましょう。
「ポルナレフ状態」とは?意味
「ポルナレフ状態」とは?意味
ポルナレフ状態とは、びっくりして言葉が出ないこと。
想像をこえる出来事が起こって、あわててしまう様子をいいます。
あっけに取られてしまい、頭が空っぽになることを指しています。
気持ちの切り替えができずに、焦ってしまうこと。
ショックを受けすぎて、食べ物も喉を通らない状態をポルナレフ状態といいます。
仕事であり得ないミスをしたとき、突然恋人に別れを切り出されたときの心境にちかいです。
「ポルナレフ状態」の概要
「ポルナレフ状態」の概要
ポルナレフ状態という言葉が生まれたのは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』です。
こちらの漫画にはポルナレフという登場人物があらわれます。
フルネームはジャン・ピエール・ポルナレフといい、銀髪のモヒカンヘアをしています。
筋肉ムキムキのとても強そうなキャラですが、ライバルDIOの能力に圧倒されます。
頭の中がパニックになってしまい、考える暇もなく一撃で倒されてしまいます。
この様子を見たネットユーザーの間で、ポルナレフ状態という言葉が飛び出しました。
とてつもない宿敵を目の前にして、驚き呆れること。
我を忘れてしまい、ボーとなることがポルナレフ状態です。
「ポルナレフ状態」の言葉の使い方や使われ方
「ポルナレフ状態」の言葉の使い方や使われ方
ポルナレフ状態はこのように使われています。
・『しょうゆラーメンを頼んだら、みそラーメンだった。ポルナレフ状態』
・『彼女にフラれてしまい、ポルナレフ状態です』
・『徹夜で仕上げた文書が、一瞬で消えました。ポルナレフ状態です』
ポルナレフ状態は、まさかの非常事態が起こってびっくりすること。
レストランで注文したメニューが出てこないとき、恋人にフラれたとき、パソコンのデータが無くなった場合に用います。
状況が理解できなくて、そのまま時が流れていくシーンでつかいます。
困惑している状況、あっけにとられてしまいパニックになる様子で用います。
「ポルナレフ状態」の類語や言いかえ
「ポルナレフ状態」の類語や言いかえ
ポルナレフ状態の言いかえには、このような言葉もあります。
・ありのまま今起こった事を話すぜ!
こちらも『ジョジョの奇妙な冒険』のジャン・ピエール・ポルナレフの言葉です。
DIOからあり得ない攻撃を受けたポルナレフが述べている言葉で、流行りのネットスラングになっています。
これまでの事の顛末を話すときに用いています。
まとめ
まとめ
ポルナレフ状態の意味と使い方をおさらいしました。
ポルナレフ状態とは、びっくりして言葉が出ない状況をいいます。
こちらの予想に反した、おどろきの展開になったときに使われています。
元ネタは人気漫画の『ジョジョの奇妙な冒険』です。
面白おかしく自虐ネタを披露するときにつかえるセリフです。
似た言葉には「ありのまま今起こった事を話すぜ!」もあります。
楽しく面白くネットスラングを使ってみてください。