若者の間で広まっている言葉「マサ京」とはどのような意味なのでしょうか、今回は、「マサ京」の意味と類似表現について解説します。
「マサ京」とは?意味
「マサ京」とは?意味
「マサ京」とは、「まさか京大生の略」で「とても京大生には見えない人」を指す言葉です。
「マサ京」の概要
「マサ京」の概要
ある言葉を聞いて多くの人が抱く共通するイメージのことを「パブリックイメージ」といいます。
例えばキャバ嬢は露出の多いドレスを着ている、マフィアのボスは葉巻をくわえて金ピカのアクセサリーを身に着けているといったように類型的で共通しているイメージというのはある程度名前が知られていればどのような物事にも存在します。
「マサ京」というのは「まさかと驚いてしまうほど事前に抱いていたイメージと異なる京大生」を意味する言葉です。
京大生とは京都大学に通う学生のことであり日本の中でも東京大学と双璧をなす京都大学に通う優秀な学生を指します。
京大生に対して一般の人が持つイメージとしては「勉強ができる」「頭の回転が速い」「弁が立つ」といった能力面以外にも「ファッションにむとんちゃく」「奇抜な行為が目立つ」「流行に関心を持たず我が道を行く」といった物があります。
肯定的な意味でも否定的な意味でも他の大学に通う学生とは大きく異なるイメージを持たれている京大生ですが、人々が思い描く京大生のイメージにピッタリと当てはまる学生というのは多くありません。
世間に浸透したイメージというのは時代に合わせて更新されることがほとんどなく古い時代に作られたイメージが今も残っている場合がほとんどです。
京大生に対する変人や野暮ったいといったイメージも昔のものであり現在京都大学に通っている学生にはそんなイメージとは大きくかけ離れている人がたくさんいます。
おしゃれでスマートだったり美男美女であったりなど「言われなければまさか京大生だとは思えない人」を若者言葉で「マサ京」と呼びます。
基本的には京都大学の学生に対して持たれがちなネガティブイメージをいい意味で裏切る人に対して使われる褒め言葉ですが「とても京大に合格するほど優秀な頭脳の持ち主には見えない」というネガティブな意味合いで使われることもあるので注意が必要です。
「マサ京」の言葉の使い方や使われ方
「マサ京」の言葉の使い方や使われ方
・『モデルばりの美女だと思ったらマサ京だった』
・『マサ京は天に荷物を与えられている』
・『初対面はマサ京だったが話して見たら中身は典型的な京大生だった』
・『マサ京と言われることを目指しておしゃれに挑戦する 』
「マサ京」の類語や言いかえ
「マサ京」の類語や言いかえ
・マサ東
「まさか東大生と言われるほど東大生には見えない人」を意味する言葉です。
「マサ京」の東京大学版でありいかにも東大生っぽい外見をしていない人を指します。
・イカ京
「いかにも京大生と思える人」を意味する言葉です。
「マサ京」は見た目と京大生であるという事実にギャップがある人を指しますが、こちらは見た目からして京大生っぽい外見と中身が一致している京大生を表します。
まとめ
まとめ
「マサ京」は大前提として京都大学の学生に対してのみ用いられる表現です。
頭脳面の優秀さは証明されていますがそれに加えて洗練されたファッションやイケてる外見なども兼ね備えています。
普段の生活ではまず使うことがない表現ですが応用しやすい言葉なので基本的な意味を知っておきましょう。