「とんでもありません」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「とんでもありません」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「とんでもありません」とは?

「とんでもありません」とは?

「とんでもありません」は、2つの意味で使われる表現です。

まず1つ目は、そんなことは全くないという解釈で、あまり景気が芳しくない時に繁盛しているのでは、と言われたような場合に、「とんでもありません。

毎月ギリギリの状態で頑張っている次第です」
などという使い方になります。

そしてもう1つは、自分(たち)にはもったいないという表現になり、そちらのお陰でこのイベントを成功させることができました、のように感謝をされた時に、「とんでもありません。

私の力など、ほんの少しに過ぎません」
といったように用いるという具合です。

どちらの意味で使っているかは文脈から簡単に判断できるので、使われた時には問題なく解釈することができるでしょう。

自分から使う時には先のようなシーンに該当する場合にうまく用いることができます。

「とんでもありません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「とんでもありません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「とんでもありません」は、カジュアルに感じられる場合もある表現ですが、ビジネスシーンでも問題なく使うことができます。

どちらかと言えば、自分(たち)にはもったいないという方の意味で謙遜から用いられることが多く、その時には少し丁寧にした「とんでもございません」という形で使う場合が少なくありません。

こちらの形にしても、全くそんなことはないという解釈で使うことができるため、「とんでもございません。

決してそのようなことはありません」
などという用い方もよく耳にします。

口語で使われることが多く、文章ではあまり見掛けませんが、そちらで使うことができない訳でもなく、相手から感謝の表現を含んだ文章をもらった時に、その返事として使うという場合が多いです。

「とんでもありません」を使った例文

「とんでもありません」を使った例文

・『とんでもありません。それほど大きな話ではなく、ちょっとした案件程度です』
・『とんでもありません。そこまで感謝していただけるようなことはしておりません』

「とんでもありません」の類語や言い替え

「とんでもありません」の類語や言い替え

・『滅相もございません』
こちらの表現は、「とんでもありません」をそんなことは全くないの方の解釈で用いる場合の言い替えになります。

その場合に意味を少し強くすることができるので、絶対にそんなことはないといったレベルで伝えたい時にはこちらを使うといいでしょう。

まとめ

まとめ

「とんでもありません」は、解説のような2つの解釈で使うことができる表現です。

ビジネスシーンでも用いることができるので、両方の使い方とも覚えておくといいでしょう。

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