「一周回って」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「一周回って」の意味を分かりやすく説明していきます。

「一周回って」とは?意味

「一周回って」とは?意味

「一周回って面白い」という使い方などがあり、この場合、自分の経験や受けた印象の歴史などを振り返ってみると面白いと言うことになります。

素直に面白いということの逆ということもでき、いろいろな経緯を経て面白いということになります。

独自性を狙ったデザインに対して「一周回ってかっこいい」などの使い方もありますが、「味に関しては一周回って美味しい」というケースや、感覚として「一周回って痛い」という使い方はあまり見られません。

周回数を増やしてより色々振り返った感じを出すということも出来ますが、響き的なものもあり「三周回って」あたりから使える言葉になり、「百周回って面白い」などではもはや面白いなどの感想ではないと見られます。

褒め言葉に使えないことはないですが、ストレートな褒め言葉ではないことが「一周回って」をつけた褒め言葉と言えます。

「一周回ってつまらない」など低評価な言葉、けなす言葉に関してはわざわざ使わない傾向にあります。

この場合一見面白そうなもののつまらないとなります。

「一周回って」の概要

「一周回って」の概要

「一周回って」には人生経験や様々な経緯が含まれていると考えられ、小学生が使うと妙な感覚もありますが、小学生なりの一周があるとも言えます。

自動車の速さや物の大きさなど明らかに計測可能な数値に関して使うことはほぼありません。

また、色合いに対して「一周回って赤い」などというような使い方もされません。

数値化が難しい、その人の感性によるところが大きいものに対して使うことがポピュラーと言えます。

一周回って嫌いという言葉は複雑で好きだったものの今は様々な要素があって嫌い、その様々な要素が取り除かれれば好きという意味と言えます。

テレビ番組の「一周回って知らない話」では当たり前過ぎて人に聞くことが出来ない話という意味合いで使っていたようです。

「一周回って」の言葉の使い方や使われ方

「一周回って」の言葉の使い方や使われ方

「そんなに面白くないギャグだと思っていたが、やっているときの哀愁などを考えると一周回って面白い気がしてきた」「当時はあまり評判のよくなかったデザインだったけど一周回ってかっこよく思えてきた」「一周回って古臭いんじゃないか?」などの例文が挙げられ、基本的には感想が含まれる言葉になります。

「一周回って」の類語や言いかえ

「一周回って」の類語や言いかえ

「よく考えてみると」「いろいろ考えてみると」「振り返ってみると」「時間の経過も含めて考えると」などが類語とは言えますが、「一周回って」は言葉の収まりが非常に良いと言えるでしょう。

まとめ

まとめ

一周回っては一応ポジティブな評価として使える言葉で、「面白い」と比べて「一周回って面白い」の方がやや劣る部分はありますが、「一周回って」と言われるまでには時間が経過していることが多いという側面があり、時間経過に耐えうるものという言い方もできなくはありません。

タイトルとURLをコピーしました