「詰む」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「詰む」の意味を分かりやすく説明していきます。

「詰む」とは?意味

「詰む」とは?意味

将棋で王将の逃げ場がなくなり、負けが確定してしまった状態を指す言葉ですが、人生が終わってしまう、社会生活やそれまでの職業が続けられなくなってしまうなどの意味合いで使われる言葉でもあります。

なお、物事が予定したとおりに終わることは詰むとは言いません。

強制終了的な際に使われることが多く、「トレースがバレてイラストレーターとして詰む」「窃盗がバレて人生詰む」というような使い方ができます。

テレビゲームであれば手詰まり、動きが取れなくなる、どうしようも無くなる、八方塞がりと言ったシチュエーションで使うことがあります。

古いゲームで見られたリセットボタンを押さないとどうしようもないという状況が最も詰むと言う状況に近く、ロールプレイングゲームのあと一撃で全滅というシチュエーションも詰むということばがふさわしいと言えます。

パズルケームなどでは残機を減らしてやり直す状況、落ちものパズルゲームではゲームオーバー一歩手前が詰むと言えます。

シューティングゲームで詰むという場合はスクロール時間内に壁が破壊できず進行不能になることなどが指すことができ、他のケースは突然残機を失うということが多いと言えます。

「詰む」の概要

「詰む」の概要

詰むという言葉を将棋以外、実生活において使う場合はネガティブな意味合いになります。

ケースの多くが自業自得という意味合いが含まれていると言え、運が悪かったら詰むという使い方であってもその経緯に自業自得の要素があると言えます。

隠していた悪事がバレると言った方向が強いとも言えるでしょう。

警告として「人生詰むぞ」というような使い方も可能です。

「詰む」の言葉の使い方や使われ方

「詰む」の言葉の使い方や使われ方

「赤点が続くと今年で詰む」「ファミコン時代のゲームなだけに敵にやられるなどではなくバグで詰むということがある」「彼はこの行動がバレたら人生が詰むことを理解しているだろうか」「あと一歩で詰む所まで来てしまったが助かった」などの使い方がありますが、自分が主体になる場合はゲームでの使い方が多いとは言えます。

他人が主体となる場合は犯罪行為がもとでもともとしていた活動ができなくなるという意味合いで使えるため、ニュースの感想などでも使うことができます。

「詰む」の類語や言いかえ

「詰む」の類語や言いかえ

「終わる」「終わってる」「ジ・エンド」「ゲームオーバー手前」「オワタ」「強制終了」「打ち切り」「強制中止」など終わること、途中で辞めることなどが類語として挙げられます。

まとめ

まとめ

詰むという言葉は将棋での使い方がもとですが、テレビゲームでの使い方はかなりもとの使い方に近く、どうしようも無くなったことを指して使います。

野球などでは最後のアウトを宣告されるまでは詰むということはないと言え、すべての競技で詰むというシチュエーションがあるわけではありません。

人生詰むというケースは命を失うというわけではなく、やりたいことができなくなるという意味合いが強くなっています。

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