「恐ろしい子」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、スラング用語の「恐ろしい子」【おそろしいこ】の意味を取り上げて、使い方を含めて説明していきます。

「恐ろしい子」とは?意味

「恐ろしい子」とは?意味

目の前にいる人物がいきなり驚くようなことして見せたとき、口をあんぐりと開けて愕然として言い放つ言葉が「恐ろしい子」【おそろしいこ】と叫ぶように言います。

人物名を先に付け足して「恐ろしい子」と驚嘆する様を言い表す言葉であり、相手がかなり特異な才能で周囲を驚かせたときの感情を表す若者言葉となります。

この特異な才能を持つ対象になる人物への尊敬の意をこめた褒め言葉でもあり、いい意味で使われるスラング用語として若者の間では認知されているわけです。

「恐ろしい子」の概要

「恐ろしい子」の概要

大人気少女漫画の「ガラスの仮面」で、月影千草という有名な女優が主人公である北島マヤの人には言えない特殊な能力を見て、白目を向いた顔で驚きを表しました。

実際に「恐ろしい子」と言ったのはその場にいた姫川亜弓でしたが、その瞬間を見ていた月影も自分の驚きを表現するため「マヤ. . . 」と名前を言った後に言ったわけです。

この2人が白目を向きつつ言い放った理由には、北島マヤの奥底で眠る優れた演技の才能を知ったからであり、これからどのような大物になるか考えれば、自分の立場や築き上げた地位も脅かされるのではないかと感じたため怖いという思いを言葉にしました。

「恐ろしい子」の使い方や使われ方

「恐ろしい子」の使い方や使われ方

主に、人にはない特殊能力を持つところに恐れをなした者が「ミドリは恐ろしい子」と言って感情を表します。

見た目は普通の子供なのに演技させたり、歌わせれば驚くほどの演技力や歌唱力があったとき、その姿を見た人は「すごく恐ろしい子」と驚きつつ、人にはない類まれな能力見て感想を言います。

人に対してだけでなく、優れた成分を含む化粧品を開発して販売するメーカーであれば「メナード、恐ろしい子」と表してみたり、「シャープの空気清浄機は恐ろしい子だ」と他にはない機能的なものがあると感じたときは褒める意味も込めて使うわけです。

「恐ろしい子」を使った例文(使用例)

「恐ろしい子」を使った例文(使用例)

・『月影千草によって開花される北島マヤの素晴らしい演技力は、多くの人に恐ろしい子という印象を与えた』
ベテラン女優をも唸らせる才能があるマヤの演技を見た人たちにも、恐ろしいと思わせる素晴らしい能力に魅了されるわけです。

・『いつもは物静かで存在感を消す人が、プロもうならせる演奏して見せたとき周囲に恐ろしい子と言わせた』
まったく楽器に無縁の人が、本当は音楽家のように演奏して聴く人を魅了したとき恐ろしいほど驚かせます。

・『彼氏と付き合いながら、他にも3人の男性と付き合っているとは恐ろしい子だと自分の気持ちをぶつける』
付き合っている人がいるというのに、二股以上もかけていた事実を知った人が酷い行為と思いつつどこか羨ましいという気持ちを表します。

まとめ

まとめ

人にはない才能を持ち合わせている者の才能を見いだし、その能力に驚きながらも素晴らしいと評価する気持ちを表すときに使われています。

ときに、優れた機能や性能を持つメーカーやブランドに対してもいいと感じたときは「恐ろしい子」と言いつつも羨望の眼差しを向けるわけです。

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