お金関連の話題で登場する言葉「億り人」とはどのような意味なのでしょうか。
今回は、「億り人」の意味と類語について解説します。
「億り人」とは?意味
「億り人」とは?意味
「億り人」とは、「投資に成功して1億円以上の資産を築くことに成功した人」を意味する言葉です。
「億り人」の概要
「億り人」の概要
2017年、投資業界の話題を席巻したのが「ビットコイン」です。
仮想通貨と呼ばれるあたらし技術を用いて生み出されたビットコインは大ブームとなる以前の2016年の辞典では1ビットコインが6~9万円で取引されていました。
2017年に入るとビットコイン相場は急騰します。
1月に10万円の値がついたされたビットコインは半年後には50万円を突破、年末には100万円台に到達するなどとてつもないスピードで価格が上昇します。
大物投資家や期間投資家も仮想投資を投資対象資産に組み込んだ影響もありその後も価格は上昇し最終的には200万円を超える値をつけました。
ビットコインの急騰により巨額の利益を得た投資家が続出します。
前年の10倍以上の値上がりをしたビットコインですがさらに以前はもっと価格が低く、誕生したばかりの2010年には1ビットコインが数円~数十円ほどの安値で取引されておりその頃に購入していた人は通常の投資では考えられないほどの巨額の利益を得ています。
ビットコイン投資の性交で巨額の利益を手にするような「投資を成功させて資産1億円を突破した人」のことを大ヒット映画「おくりびと」にかけて「億り人」と呼びます。
投資対象はビットコイン投資にかぎらず株式投資やベンチャー投資など手段は問いません。
稼いだ方法は問いませんが基本的には「一発で大儲けして資産1億円を達成した人」を表します。
長年かけてコツコツと資産を形成した人に対してはあまり使われない表現です。
多くの投資家が憧れる成功者「億り人」ですが、ビットコイン投資で得た利益は株式投資の利益とは異なり所得税の対象になるため最大で50%近い税金がかかります。
そのことに気づかずビットコインを売って得た巨額の売却益を再投資したり浪費したりしてしまい巨額の所得税に苦しんだ人は少なくありません。
「億り人」の言葉の使い方や使われ方
「億り人」の言葉の使い方や使われ方
・『ビットコインで大儲けして億り人の仲間入りをした』
・『億り人の中には突然手にした大金で身を持ち崩した人が少なくない』
・『周囲には億り人になったことを秘密にしたまま普段通りの生活を続けている』
・『億り人だとバレた途端、知らない友人や親戚から連絡が来るようになった』
「億り人」の類語や言いかえ
「億り人」の類語や言いかえ
・ミリオネア
「保有資産が100万ドルを超える人」を指す言葉です。
ドル円相場や貨幣価値によっても異なりますがおおよその感覚として「億り人」と同程度の金持ちを指しています。
・自由億
「保有資産10億円」を意味する言葉です。
これだけの大金があれば全てのしがらみから解放され自由な人生を歩めるとされています。
まとめ
まとめ
ビットコインブームの沈静化以降あまり使われなくなった「億り人」ですが、パンデミックからの経済再生による株高をきっかけに再び注目を集めています。
憧れる気持ちは理解できますがうまい話には裏があることにも注意して堅実な資産形成を心がけてください。