「今後も変わらず」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「今後も変わらず」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「今後も変わらず」とは?

「今後も変わらず」とは?

「今後も変わらず」は、今までと同じく、という意味になる表現です。

ビジネスシーンでは「今後も変わらずご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます」といったように用いて、今までと同じようによろしくお願いしたいという用い方をすることが多く、それ以外のシーンでもこのような使い方がよく見られます。

今までと同じく、という意味になればこの例に限らず、色々な用い方をすることができるため、何かの状態を指して「今後も変わらず、しばらくはこのままでしょう」などと使うこともできます。

口語、文章のどちらでも用いられていますが、文章では語尾を「ぬ」と変えて、「今後も変わらぬ」として使う方が向いている場合があります。

それは、「今後も変わらぬご愛顧のほど~」のような使い方になる場合で、意味としては一緒ですが、その方が文脈として適しているため、そういった用い方が合っています。

「今後も変わらず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「今後も変わらず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「今後も変わらず」は、前述の今までと同じくよろしくお願いしたいという使い方以外の場合、意味となる今までと同じことがいい意味なのか、悪い意味なのかは用い方次第です。

「今後も変わらず安定した天気が続くという予報だ」と用いた時にはその前者になりますが、「今後も変わらず色々な値上げが続くと思われる」とすると、今までのように色々なものの値上げが続くだろうという解釈になり、悪い方で用いています。

そのどちらでもない、「今後も変わらずの状態が続くだろう」と使うようなこともできるため、意味を違えることがなければシーンを問わず様々な用い方をすることができ、この表現自体は誰に対して使っても失礼にあたることはありません。

「今後も変わらず」を使った例文

「今後も変わらず」を使った例文

・『今後も変わらず、弊社のサービスをご利用いただけましたら幸いです』
・『今後も変わらずあまりいいことがないような気がして仕方がない』

「今後も変わらず」の類語や言い替え

「今後も変わらず」の類語や言い替え

・『これからも同様に』
この表現を使っても意味が変わることはなく、今までと同じく、という意味で「今後も変わらず」の言い替え表現になります。

そちらより少しカジュアルな響きになるため、気軽に連絡がとれる相手に対して変に堅くしたくない場合に使うのに向いています。

まとめ

まとめ

「今後も変わらず」は、今までと同じく、という意味で使われています。

その意味にさえ沿っていれば、それがいい意味なのか、悪い意味なのかといったことは問わず、色々な使い方をすることができます。

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