「ご支援賜りますようお願い申し上げます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「ご支援賜りますようお願い申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」とは?

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」とは?

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」は、色々な面で協力をお願いしたいと伝えるための表現です。

その相手の助けや金銭的な援助が必要だという場合に使うもので、ビジネスシーンでは「この度、プロジェクトリーダーに任命されました。

何分初めてのことですので、何かとご支援賜りますようお願い申し上げます」
のような使い方や、「来月の○○の開催にあたり、何卒ご支援賜りますようお願い申し上げます」などと使われる表現です。

前者は慣れないリーダー職を任されたため、色々と助けて欲しいとお願いしている使い方で、後者の方では開催する何かに対しての協力、場合によっては金銭的なものも含めてそれをお願いするために用いています。

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご支援賜りますようお願い申し上げます」は、とても丁寧に協力をお願いするために使う表現になります。

とても丁寧な形のため、口語で使うことはなく、文章専用となっており、これでは堅過ぎると思った時には少し崩し、「ご支援いただきますようお願い申し上げます」とするといいでしょう。

こちらでも丁寧さはほとんど変わりなく、「ご支援くださいますようお願いいたします」とするともう少し砕けた形になります。

このような形しても文章で使うことになり、自社内で使う分には最後の表現で十分です。

尚、金銭的なものを求めて用いる場合には、それと分かるよう「○○の費用の面でご支援賜りますよう~」のようにして、それとすぐに分かる使い方をすることがありますが、お金の話だけに、あまり露骨になってしまうことがないように使うのが礼儀です。

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」を使った例文

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」を使った例文

・『このイベントが成功しますよう、何卒ご支援賜りますようお願い申し上げます』
・『できましたら金額の多寡に関わらず、ご支援賜りますようお願い申し上げます』

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」の類語や言い替え

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」の類語や言い替え

・『ご助力賜りますようお願い申し上げます』
この「ご助力」としてもほとんど意味が変わらないため、こちらで使っても概ね同じことが伝えられます。

ただし、こちらでは金銭的な助けとして使うことはできないので、それには気をつけて用いてください。

まとめ

まとめ

「ご支援賜りますようお願い申し上げます」は、何かと助けて欲しいという解釈で使われる表現になります。

金銭的なそれとして用いることもでき、そうと分かる使い方では礼儀として露骨さをなるべく隠す使い方が求められます。

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