「ありおりはべりいまそかり」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ありおりはべりいまそかり」の意味を分かりやすく説明していきます。

気になった単語を今すぐ学びましょう。

「ありおりはべりいまそかり」とは?意味

「ありおりはべりいまそかり」とは?意味

「ありおりはべりいまそかり」とは、東京大神宮の参道にある、おしゃれなカフェの名前です。

神社の門前にあるため、休日になると午前中から多くの女子が集います。

名物はみたらし団子、よもぎ団子、餡子たっぷりのおはぎです。

いずれも素材の味を大切にした、上品な甘さのスイーツです。

ちなみに東京大神宮のご利益は、縁結びや心願成就などがあります。

なかでも縁結びにまつわるオリジナル絵馬は「かわいい」「写真に撮りたくなる」とSNSで大きな反響を呼んでいます。

東京の千代田区という都会のど真ん中にありながら、地方に旅行した気分も味わえる癒しのスポットです。

「ありおりはべりいまそかり」の概要

「ありおりはべりいまそかり」の概要

「ありおりはべりいまそかり」というユニークな言葉は、もともとは古典の授業であつかうワンフレーズです。

「あり」「おり」そして「はべり」さらに「いまそかり」という動詞を、頭からお尻までくっつけた文です。

難しい言葉をつかうと、ラ行変格活用の動詞のリストになります。

ちなみに「はべり」「侍り」と書きます。

古文では「いる」の謙譲語の扱いになります。

また現代文では出てこない「いまそかり」「いる」の尊敬語になります。

どちらも古典の世界では、よく登場する重要な活用です。

まとめると古典の活用のひとつが「ありおりはべりいまそかり」

受験生はぜひとも覚えておきたい言葉です。

「ありおりはべりいまそかり」の言葉の使い方や使われ方

「ありおりはべりいまそかり」の言葉の使い方や使われ方

・『友達とありおりはべりいまそかりに来ました』
・『ありおりはべりいまそかりのお土産を頂きました』
・『明日は古典のテスト。ありおりはべりいまそかりです』

「ありおりはべりいまそかり」の類語や言いかえ

「ありおりはべりいまそかり」の類語や言いかえ

「ありおりはべりいまそかり」とは人気カフェの店名です。

女性1人でも立ち入りやすい、和モダンな外装になっています。

おいしいアルコールもあるため、最近では甘味よりもお酒目当てに訪れるお客さんも多いそうです。

ちなみに変わった店名は、オーナーさんが古文の活用をもとに組み立てたもの。

受験勉強をした方にとっては、学生時代を思い出すネーミングになっています。

ちなみにこうした語呂合わせは、古文の他にも色々とあります。

歴史の年号、英語のスペル、元素記号の表記、円周率。

「いいくにつくろう、かまくら幕府」は、あまりにも有名な語呂合わせです。

人気カフェと懐かしい古文の活用を思いだして、日本らしい雰囲気を味わってみてください。

まとめ

まとめ

「ありおりはべりいまそかり」の意味と使い方をチェックしました。

まるで落語の呪文のような「ありおりはべりいまそかり」は東京大神宮の参道にある、おしゃれなカフェの名前です。

そしてこの言葉の元になっているのは、古文のラ行変格活用になります。

人気フレーズを知って、流行りに詳しくなってください。

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