「引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」とは？

「引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」は、既に依頼している内容について、そのまま続けてお願いしますと伝えるために用いる表現です。

「例の件の調査ですが、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」のような使い方になり、この時にはその調査を続けてお願いしたいと伝えています。

基本的にそのような用い方をする表現なので、使われた側も何について続けて行えばいいのかすぐに分かります。

よって、難しい解釈になることはまずなく、文章で用いられる表現です。

意味となる内容から、頼んでいる何かがなかなか終わらないという時の催促に用いることも多く、「○○はまだ終わらないのでしょうか。

なるべく終わらせていただきますよう早く引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」のように使う例方がそれにあたります。

「引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」は、依頼したことに対して一応の結果が出たものの、それが違っていた、あまりいい結果にならなかったといった時に、もう一度それをお願いしたいという意味で使うことがあります。

その時には、「ご報告はいただきましたが、違う結果になる場合があると困りますので、もう一度引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」などと用います。

この時には依頼している内容の続きではなく、もう一度同じことを、または別のアプローチからそれを行って欲しいという使い方になり、多少依頼内容は異なる時でもそれを続けて行って欲しいと伝えています。

途中の「どうぞ」を挟まない形でもよく用いられており、そちらにしても特に丁寧さに欠けることもはならないため、ある程度やりとりがある仲であればそのように使えば十分です。

「引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」を使った例文

・『お忙しいとは思いますが、○○の件、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます』
・『進み具合が芳しくないようで、もう1ヶ月ほど経ちますが、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます』

「引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」の類語や言い替え

・『引き続きご対応よろしくお願いいたします』
こちらも何か「対応」と表現できる依頼している場合に、それを続けて行って欲しいという意味で用いられます。

また、その都度の対応になる業務をお願いをしているような時にも、それを続けて欲しいと伝えるために使うことができます。

まとめ

「引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます」は、依頼している内容を続けて行って欲しいという意味になる表現です。

それをまたもう一度、または多少その内容を変えて続けて欲しいと用いることもできます。