本来ならば、入念に確認して間違いはない方がベストです。
しかし、取引先や上司などに知らせたことが、間違いが発生することもあります。
そんなときには「誤りがございました」とスピーディーに訂正をしましょう。
「誤りがございました」とは?
「誤りがございました」とは?
相手に知らせたこと、告知などで間違いが発生したときに、謝罪と訂正をしなくてはなりません。
ビジネスでは間違いはしないことがよいのですが、可能性は誰にでもあります。
大切なのはその後のフォローとおわびの姿勢です。
それを言葉で表したのが「誤りがございました」です。
「ございました」とすることで、「ありました」よりも丁寧な敬語表現にしています。
誤りは自らのミスを示す言葉ですので、自分たちに非があると示すことでおわびの気持ちも含まれています。
間違って伝えてしまっていること、さらには正しい情報へ訂正して欲しいというときに使います。
「誤りがございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「誤りがございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
訂正に使う表現ですから、事情などは省きわかりやすい内容にして送るのがマナーです。
この表現を使う文書やメールでは以下のことに気を付けた内容にしましょう。
・タイムリーに、すぐに送る
・訂正がわかりやすいようにする
・謝罪の言葉を添える
間違いに気付いたらすぐに訂正しますが、そのときも「誤りがございました」と一言を加えると丁寧さもありつつ、スピードも早く知らせることができます。
また、訂正箇所がわかりやすいように、正誤で示したり、正しいところにアンダーラインやカギカッコなどで強調すると一目で理解しやすいです。
また「誤りがございました」の一言では謝罪の色が薄いので、お知らせの最後に誤りの言葉を加えると相手も受け入れやすいです。
使うシーンとしては、内容の訂正のほかにも誤字の訂正にも使えます。
「誤りがございました」を使った例文
「誤りがございました」を使った例文
・『先日お渡しした資料に誤りがございました。申し訳ございません』
・『添付ファイルに誤りがございました。再度送信いたしましたのでご確認願います』
何に誤りがあったのかを明確にすると、その後の情報も相手に伝わりやすいでしょう。
「誤りがございました」の類語や言い替え
「誤りがございました」の類語や言い替え
同じ意味で他の言葉でも訂正を知らせることができます。
・『訂正がございます』
・『誤った記載がございました』
どの言い回しでも、「間違いがある」ことを簡潔にシンプルに伝えています。
この文言の後に実際の修正を示すようにしましょう。
間違いがあったことをまずは相手にインプットしてもらうことで、確実な修正に繋がります。
まとめ
まとめ
相手に知らせたことに修正箇所があるなら、スピーディーにかつ確実に訂正してもらうことが先決です。
そのためにはわかりやすく伝えることが優先事項です。
しかし、丁寧さと訂正をお願いする姿勢も欠かせません。
そんなときに「誤りがございました」と低姿勢で何の要件連絡なのかを示す言葉は、簡潔で相手の負担も軽減できます。