こちらの記事では、ビジネスシーンでも使用されている「大過なく過ごしております」の言葉の意味や使い方に関して、解説致します。
「大過なく過ごしております」とは?意味
「大過なく過ごしております」とは?意味
大過なく過ごしておりますは、たいかなくすごしております、と読むのが正解な言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事でしょうが、大きな失敗や過ちはないという意味を持っている大過なくの文字に、過ごしているという意味を丁寧に表現した、過ごしておりますの文字を付け足す事によって完成した言葉となっています。
以上の事から大過なく過ごしておりますは、大きな失敗はなく時を重ねています、という意味を表すのです。
「大過なく過ごしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「大過なく過ごしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
大過なく過ごしておりますは、大きな過ちもなく過ごせています、という意味合いの言葉として使われています。
とはいえ、過ごしているではなく、過ごしております、という風に丁寧な言い回しが用いられている事から、ビジネス上では部下の様な目下の相手に使うと、大仰過ぎる表現の言葉となるのです。
だからこそこの大過なく過ごしておりますは、気遣いが必要となる、上司や取引相手、お客という目上の人物に対して使うべき言葉となっています。
「大過なく過ごしております」を使った例文
「大過なく過ごしております」を使った例文
・『幸いな事に、私の方は大過なく過ごしております』
「大過なく過ごしております」の返答や返信
「大過なく過ごしております」の返答や返信
大過なく過ごしておりますは、相手に対して平穏な日常を過ごせている、という事を伝える際に用いられる言葉です。
ただし、おります、という丁寧な表現が使われている事から、この言葉は気遣いが必要となる立場的には上の人物に対して、利用すべき言葉となっています。
そのためビジネスシーンでは、上司や取引相手等に使うべき言葉です。
逆に言えばこの大過なく過ごしておりますに、返答や返信を行うのは相手よりも上の立場の人間となります。
故に返答や返信例としては、そうですかや、それは良かったです、といったシンプルな言葉を挙げる事が可能です。
まとめ
まとめ
大過なく過ごしておりますは、大きな過ちとか失敗もせずに時を過ごせています、という意味の言葉として使用されています。
とはいえ、語尾には、おりますという風にそれなりに丁寧な言い回しが駆使されているのです。
お陰でビジネス上では、部下の様に明らかに目下の相手に利用すると、不自然なやり取りとなってしまうので注意しなければなりません。
この大過なく過ごしておりますは、気遣いや敬いが必要となる、目上の相手、ビジネスシーンでは、上司やお客、取引相手といった人物に対して使うべき言葉となっているのです。