この記事では、「すっとぼけ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「すっとぼけ」とは?意味
「すっとぼけ」とは?意味
人が聞いたことに対して知らないふりをする行為を「すっとぼけ」と言います。
本当は事の成り行きについて事細かく知っているというのに、まったく知らない顔をして平然と分からないふりをするわけです。
インターネット上では、あたかも知らないと思わせるような言動で伝えて、「すっとぼけたコメントして周囲に安心感を与えるときに使われています。
たいていは「○○すっとぼけ」と文章の最後に書き、
自分がどのようなことで知らないふりをしたのか相手に伝えて電子掲示板に書き込んでいきます。
この言葉が面白いと若者の間で広まり、SNSで真似して使うようになって流行ったスラング用語です。
「すっとぼけ」の概要
「すっとぼけ」の概要
言葉の元ネタとしては、有名なホモビデオに登場する人物の台詞であり、本当は知っているだろうと分かる相手の言動に対しておかしいとわかったとき、「すっとぼけている」とコメント欄に視聴者が書き込みしたことで多くの人に広まった言葉でした。
このコメントを見た人が言葉を伝えていき、多くの人が気軽に真実を知っているのに知らないふりをする人に対して「すっとぼけている」と思う気持ちを表します。
たいていは友達や家族のものを勝手に使ったとか、隠したなど知られれば叱られそうなことをしておいて「やっていない」と白を切ることでその場をやり過ごすわけです。
「すっとぼけ」の言葉の使い方や使われ方
「すっとぼけ」の言葉の使い方や使われ方
インターネットの掲示板では、どこか嘘をついているなと思うユーザーに対して「この人はすっとぼけているな」と使います。
どこか言動があやふやで定まらなかったり、違うことを取り上げて強引にそちらの方へ話を持っていくような人には「すっとぼけるといいことないぞ」と本当のことを言ってほしいと促すわけです。
他にも、家族の食べ物を勝手に食べたのに、知らない顔をするとき「叱られないようにすっとぼけてみた」と表して逃げたり、SNSではアニメの美しいキャラクターのポーズに似せて、手足の短い起動戦士が同じ格好した画像を投稿して(すっとぼけ)と書き込んで見る人を楽しませます。
「すっとぼけ」を使った例文(使用例)
「すっとぼけ」を使った例文(使用例)
・『妹の部屋へ勝手に入っていない』(すっとぼけ)
・『ここにあったゲーム知らないか』『知るわけないでしょう』(すっとぼけ)
・『はえー、これは私が作った料理ですが』(すっとぼけ、本当は作っていない)
本当は黙って部屋に何度も入っていましたが、嘘をついて入っていないと伝えたり、そこに置いてあったものは自分が持って行ったのに、知らないととぼけるときにも使います。
また、本当はデパートで買った惣菜をあたかも自分が作ったと言って人に褒めてもらいたいと思うときにとぼけて伝えるわけです。
まとめ
まとめ
本当は知っているが知らないふりをする人がとぼけるように書き込み、周囲の人を惑わす言葉をご紹介しました。
どうも言っていることが怪しいと思った人には「あなた、すっとぼけてる」とずばり指摘してみれば、心が読める人だと驚かれることでしょう。