仕事の出来栄えなどを評価する時には、「ほぼ完璧」と表現することがあります。
かなり良い完成度を表すものですが、若干問題がある表現だと指摘されることもあるようです。
ほぼ完璧の使い方や問題点を探ってみましょう。
「ほぼ完璧」とは?
「ほぼ完璧」とは?
物事の完成度や進捗具合などが、極めて完全無欠に近い状態に至っているとの意味をもつ表現です。
「ほぼ完璧」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「ほぼ完璧」の使い方や使われ方、使うときの注意点
料理や製作などの各種作業を進めれば、思い描いた状態や完成まであと一歩の状況に至ります。
そのような完璧に極めて近い状態や進捗具合について「ほぼ完璧」と言い表すことが可能です。
これを数値で表せば、90%以上と言えます。
会話などで用いる場合、「パーティーの準備は」のように、何がほぼ完璧なのかを示すことが必要です。
そしてほぼ完璧だからどうなっているか、どうするか伝えることもできます。
ただし「ほぼ」は極めて完全に近いことを意味し「完璧」は完全を表すので、同じ意味が重複すると指摘されるかも知れません。
しかし世の中では許容されており、敬語の中に含めても問題はないと考えられます。
ほぼ完璧な状態だから良しとする場合もありますが、ほぼ完璧と言って終わらせようとしても「完璧を目指して」と注意されることもあるので気をつけてください。
「ほぼ完璧」を使った例文や文章
「ほぼ完璧」を使った例文や文章
・『住宅の建設は、ほぼ完璧に出来上がっています』
・『清掃はほぼ完璧に仕上がっているようなのでもう十分です』
「ほぼ完璧」の類語や言い替え
「ほぼ完璧」の類語や言い替え
「ほとんど完璧」は、状態が完了に極めて近いことを示す表現です。
「完璧に近い」は、状態が完了に間近であることを表します。
「だいたい完了は、状態がほぼ終わるのに近いとの意味です。
「九割がた完了」は、物事の進捗具合が90%程度終わっていることを表します。
「完了間近」は、完全に終わるまで時間はかからないとの意味です。
「あと一歩」は、完成や達成までもう少しであることを表します。
これは「もう一息」としても同じ意味です。
まとめ
まとめ
何かの出来栄えなどが完璧に近い状態を意味するのが、「ほぼ完璧」という表現なのでした。
しかし人に「ほぼ完璧だ」と言っても認められないこともあるので気をつけてください。
「あと一歩」など似た意味の表現は多いので、ときには言い替えも考えてみると良いです。