ここでは「遠路はるばるお越しいただき」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「遠路はるばるお越しいただき」とは?
「遠路はるばるお越しいただき」とは?
「遠路はるばるお越しいただき」は、その相手にとって遠い場所まで来てもらったことに対するお礼に使われる表現です。
「この度は遠路はるばるお越しいただき、ありがとうございます」と、そういった場での最初の挨拶に用いたり、逆に最後に「本日は遠路はるばるお越しいただき、ありがとうございました」と使うこともできます。
「はるばる」としていることから、実際にそれなりに距離があった場合に用いる表現になり、そこまででもないといった時には「遠いところを〜」と言い替えて使われることが多いです。
「遠路はるばるお越しいただき」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「遠路はるばるお越しいただき」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「遠路はるばるお越しいただき」は、具体的な距離はさておき、交通手段を問わず、そこに着くには2時間以上はかかるといった時によく用いられています。
それでも「はるばる」と使うにはまだ近いと思った時には、先の「遠いところを〜」とした方がよく、どちらもビジネスシーンで相手に自社まで来てもらった場合や、相手にとって少し遠い場所で待ち合わせたような時に使われています。
この後には前述のように「ありがとうございます」、もしくは「ありがとうございました」と続けるのが通例になります。
「遠路はるばるお越しいただき」を使った例文
「遠路はるばるお越しいただき」を使った例文
・『本日は遠路はるばるお越しいただき、ありがとうございます』
・『遠路はるばるお越しいただき、ありがとうございました。次回はこちらから御社までお伺いしたいと思っております』
「遠路はるばるお越しいただき」の類語や言い替え
「遠路はるばるお越しいただき」の類語や言い替え
・『ご足労いただき』
こちらもその相手にどこかに来てもらった時に、そのお礼に使う表現になります。
距離や時間は関係なく、それ自体に使うことになるため、無理に「遠路はるばる〜」と使うよりもこのようにした方が適していることも少なくなく、そちらよりも用いやすい表現です。
まとめ
まとめ
「遠路はるばるお越しいただき」は、遠いところまで来てもらった相手に対し、そのお礼に用います。
それなりの距離がないと使うべきではない表現で、時間にして1時間程度の場合には適しておらず、少なくとも2時間はかかるという距離でないと用いるべきではないので注意してください。