この記事では、「アレリーマン」の意味を分かりやすく説明していきます。
「アレリーマン」とは?意味
「アレリーマン」とは?意味
ゲームのCMが元になった会話の大半を「アレ」という言葉で済ませるタイプのサラリーマンを指す言葉ですが、同じように言葉をアレで済ませる人であればサラリーマンでなくても使えないことはありません。
「昨日のアレ、見た?アレが凄く美味しそうだったけどアレはないよなあと思ったよ」などという言い方をすればアレリーマンということになるでしょう。
この場合「昨日のテレビ番組見た? あの料理がすごく美味しそうだったけど食べられないのはないよなあと思ったよ」などとなります。
「車のアレ」などと非常に広い使い方をされると対処が難しい場合もあり、ヒントを得ないと会話が難しいとすら言えるでしょう。
「アレリーマン」の概要
「アレリーマン」の概要
「アレ」という言葉を使うことからアレリーマンとは言うものの「アノ」「コノ」など具体的なことを示さない場合はアレリーマンと言っても差し支えないでしょう。
「脳力トレーナーポータブル 」というゲームのCMの「アレリーマン編」がもととなった言葉で、2005年には存在していたスラングとなっています。
この時点では携帯電話はガラケー、ウィキペディアもあまり普及していなかった時代となっています。
2022年時点で会社員をサラリーマン、リーマンとあまり言わなくなったことからも古いスラングであるということがわかります。
なお、ネガティブかつ説明が大変な人という意味合いで「アレな人」という言葉もありますが、アレリーマンという言葉にはその要素はなく、話し方に特徴が出ているものとなっています。
他者からはわかりにくいという意図を伝えるくらいしか対処法がないともいえます。
「アレリーマン」の言葉の使い方や使われ方
「アレリーマン」の言葉の使い方や使われ方
「あの人アレリーマンだから話がわかりにくくて…」
「アレリーマン対策としてスマホを用意して検索しながら会話している」
「アレリーマンからヒントを貰って回答を導き出すのが楽しくなってきた」
などの使い方が挙げられます。
アレリーマンが文章の中心になることが多いと言えるでしょう。
「アレリーマン」の類語や言いかえ
「アレリーマン」の類語や言いかえ
「言葉の多くをアレで代用してしまう人」「具体的な言葉をあまり使ってくれない人」「単語をあまり使わないタイプの人」など人の話し方を指す言葉での言いかえが可能ですが、「アレリーマン」ほどスマートな言いかえは難しいでしょう。
まとめ
まとめ
アレリーマンという言葉のもととなったCMの「脳力トレーナー ポータブル」は2まで発売されましたが、スマートフォンゲームに移植されておらずプレイは難しくなっていると言えるでしょう。
アレリーマンという言葉を使った最初のCMは賞を受賞しています。
キャッチーで意味のわかりやすい言葉ですが、2022年現在ではサラリーマンと言う言葉が衰退しているため、やや使いにくい言葉ではあり、過去の流行語的な位置にとどまっている部分もあります。