「きもかわ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「きもかわ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「きもかわ」とは?意味

「きもかわ」とは?意味

異性から見ると気持ち悪さを覚える見た目であるのに、どこか放っておけないかわいさがある人を「きもかわ」と呼びます。

この言葉が誕生したのは1990年頃であり、若者の間で流行りだした「○○かわ」と表記する呼び方の一つです。

「きもかわ」と呼ばれる人は、目つきがいやらしいと感じたり、異性が近づきたくないと思わせますが、ずっと見ていると慣れてきて会話がしてみたいとか、一緒にいたいと思わせます。

とくに、おじさんで気持ち悪いのに、かわいいと感じさせる男性は鬱陶しいと思いつつ手を貸してあげたいと思わせて若い女性の母性本能をくすぐるところがあるのです。

「きもかわ」の概要

「きもかわ」の概要

顔がおじさんなのに、体が小人のようで異様な姿していたり、ひょうたんに顔が描かれている置物、青髭ではげ頭のおじさんがニカッと笑っている顔などどう見ても気持ち悪いと思うのに直視してしまうものを対象に「きもかわ」と言います。

とくに、リアルなおじさんの顔が描かれている人形や、同じ不細工の顔がいくつも並んでいる光景が若い女性はどうも収集したくなるかわいさがあります。

他にも、小さな動物に毛が生えていない姿や、米粒にやる気のない顔が描かれているキャラクターなどをずっと見ていると、ほほえましく感じる若者はシールやイラストを集めて遊ぶ人もいるほど「きもかわ」は人の気持ちをくすぐる魅力があるのです。

「きもかわ」の言葉の使い方や使われ方

「きもかわ」の言葉の使い方や使われ方

頭が禿げ上がり、無精ひげを生やしたような男性を見たときは「きもかわおじさんだ」と若い女性は言って目を向けます。

見なければいいのに「気持ち悪い」と言いつつ、スマートフォンで写真を撮って友達に送り、その姿を楽しむことがあります。

どうも見た目が気持ち悪くて受け付けないと思う生き物を見たときは「きもかわ動物発見」と言ったり、アニメの世界でも顔や姿がうざさを感じる登場人物がいれば「きもかわキャラクターがいる」と掲示板やSNSで趣味仲間に伝えます。

そんな「きもかわキャラクターで人気投票」して遊び、どのような見た目が一番触りたくないが気になるかを競って遊ぶわけです。

「きもかわ」を使った例文(使用例)

「きもかわ」を使った例文(使用例)

・『私が好きなアニメのキャラクターはきもかわパンダだ』
・『ぞうり虫の足はたくさんあってきもかわだが、じっくり触りたい』
・『近所に住む40代のおじさんはオタクだが、時折見せる笑顔がきもかわいい』
最近、手足が長いパンダや、顔が大根で体が犬などかわいいという人がいてイラストを購入する人がいます。

ぞうり虫やゴキブリは気持ち悪いのに、どこか憎めない姿にハマる人もいます。

オタクの中にはかわいい笑顔を見せたり、動きが妙にかわいいという女子もいるのです。

まとめ

まとめ

人から動物、雑貨、イラストまで幅広い分野に「きもかわ」はいるもので、若者はそれらをとくに愛し、受け入れられる柔軟性があります。

どのようなものか知りたい人はイラストや動画などで調べてみて、自分がいいなと思うものを追求してみるといいでしょう。

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