この記事では、「ダメよダメダメ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「ダメよダメダメ」とは?意味
「ダメよダメダメ」とは?意味
女性2人組みの芸人・日本エレキテル連合の白塗りの人形に扮した方の決め台詞が「ダメよダメダメ」です。
この人形は大人の男性が愛用する未亡人のダッチワイフであり、白化粧に真っ赤な服を着てカタカタと機械的な動きをして見せながら言う台詞なのです。
中年男性に扮した相方が人形に旅行へ行こうと「いいじゃあないのお」と優しく誘うのですが、「ダメよダメダメ」と何度も断られてしまうところが気の毒というネタをいろいろなテレビ番組で披露していたことが、子供からお年寄りの間で人気のネタとなり、多くの人に受け入れられたのでした。
「ダメよダメダメ」の概要
「ダメよダメダメ」の概要
どこか思わせぶりなふりをして、おじさんの誘いをそれとなく断るとき使うのが「ダメよダメダメ」です。
2014年に登場した女性芸人である中野聡子と橋本小雪が見せるおしゃべりワイフシリーズは、色っぽい声でやんわりと相手の誘いを断るところが女性から男性にまで多くの人が注目するネタとなりました。
とくに、独特な発音の仕方と話し方が脳裏に焼きつく人形は未亡人で、名前を朱美(あけみ)ちゃんと言います。
そんな朱美ちゃんは相方のおじさんを何かと翻弄するところが面白いと流行するのですが、台詞だけでなく、ピエロのような化粧をほどこした顔で、相方の細貝というそばかすだらけのおじさんの姿も話題となりました。
そんな「ダメよダメダメ」が2014年には「女子高校生流行語」で1位をとるほど流行したのです。
「ダメよダメダメ」の言葉の使い方や使われ方
「ダメよダメダメ」の言葉の使い方や使われ方
SNSでは、金遣いが荒い彼氏に対して彼女が「ダメよダメダメ」と金融会社にお金を借りてまでパチンコする恋人について注意する意味で使います。
「もっと遊ぼうよ」と友達から誘われたとき時間がないので断るときは「ダメよダメダメ」と少し色っぽく伝えれば、断られた相手も悪い気持ちにならずに家へと帰れるでしょう。
下ネタを言う人に対してはそれ以上言わないでほしいと強く訴えるため「そんなこといっちゃダメよダメダメ」と伝えて相手の言うことを阻止するわけです。
キスしようとする異性に対しては低い声で「ダメよダメダメ」と伝えて、相手がその気にならないようにするなど断る気持ちを込めて使います。
「ダメよダメダメ」を使った例文(使用例)
「ダメよダメダメ」を使った例文(使用例)
・『これから二人きりで夜の海に出かけようよ。悪いことはしないからさ』『ダメよダメダメ』
・『俺と付き合ってくれないか』『絶対ダメよダメダメ。あなた、一週間後に結婚するんでしょう。見くびらないで』
・『彼氏が私の友人と付き合っていた。ダメよダメダメ。絶対にダメ』
どう考えても夜の海に誘うのは魂胆がありそうなので断り、いやらしいことをされないようにするわけです。
そして、付き合ってくれないかと言われたときどう考えても付き合えない理由があるときは「絶対ダメ」と強く否定したり、「ダメ」を連呼すれば自分が関わりたくない気持ちを伝えられます。
まとめ
まとめ
相手をじらすため断ることもあれば、本気で嫌がっているので断りたいと思うときやんわりと断れる言葉になる「ダメよダメダメ」についてご紹介しました。
自分の方からかわいらしく断ったり、嫌がるように断るなど自分なりにアレンジして使ってみれば、相手と楽しく交流できるでしょう。