「遠い目」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

考え方や思いに耽る時に使う言葉には「遠い目」があります。

この記事では、「遠い目」の意味を分かりやすく説明していきます。

「遠い目」とは?意味

「遠い目」とは遠くを見るという意味と、考え方や思いに耽るという意味の2つが存在します。

物理的に遠い方向や存在を見るという場合にも使われますし、内面の考え方や思考、思い出、過去など抽象的なものを見つめる際にも使う言葉です。

心理的に離れた出来事や思い出を振り返ることから、「遠い目」をする行為は一種の逃避目的になることも多いのが特徴です。

「遠い目」は具体的な昔のことを振り返る時や話す際にする顔つきや目を示す時にも使いますし、抽象的な思考や物思いに耽る時の顔つきや目を示す時にも使います。

「遠い目」の概要

「遠い目」は過去などを振り返る際にする顔つきや目を示す意味と、抽象的な思考や物思いに耽る際にする顔つきや目を示す意味があります。

どちらの場合でもすぐそばにある物事や出来事ではなく、遠くに離れた対象を見つめる時に使うのが特徴となっています。

遠い物事や出来事は現実に起こったものだけではなく、幻想やフィクションも含むために色々な場面で使うことが可能です。

「遠い目」は静かに考えることや逃避するという意味があるので、ポジティブな意味ではあまり使われません。

「遠い目」はスラングとしても使われることが多く、その場合には文章の最後に(遠い目)と記述して懐かしさや逃避を示す時に使われます。

さらに「遠い目」には色々な顔文字が存在しており、これを使うことでカジュアルな寂しさを示すことも可能です。

「遠い目」の言葉の使い方や使われ方

「遠い目」は今ここではない遠い場所や過去、思考、幻想に対して思いを馳せる時に使います。

真面目な場面や少し悲しい時にも使うことが可能であり、スラングとしては文末に付与したり顔文字によってカジュアルに使われることもあります。

遠くに存在する出来事や概念であっても熱意を持っていたりポジティブに考える際にはあまり「遠い目」は使われません。

「遠い目」を使った例文(使用例)

・『彼女と別れてからしばらくは遠い目でインターネットサーフィンしていました』
・『おじいちゃんは昔のことを話す時に必ず遠い目になるので、心配になります』
・『作中でずっと遠い目をしていたキャラが、やっとエンディングで明るい目になったので凄く喜びました』

まとめ

目は色々な慣用句や言葉に使われますが、「遠い目」は特に今ここではない過去の出来事、思考、幻想に対して思いを馳せる時に使います。

ぼんやりと見つめることから心理的には落ち着いている状態だったり、懐かしむ感情であることが多いのが特徴です。

フィクションや幻想に対して逃避する際にも「遠い目」は使いますが、この場合には自虐的な意味で使われることもあります。

「遠い目」には色々な顔文字があり、コミュニケーションのネタとしても使われています。