「リケジョ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「リケジョ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「リケジョ」とは?意味

「リケジョ」とは?意味

理系の女子、女性などと言った意味で、理系の大学、理系の企業に勤める女性を指します。

2014年のSTAP細胞の発見の発表でこの言葉はさらに盛り上がっていきましたが、この発見自体は事件となってしまいました。

言葉としては2011年の時点で存在しており、講談社の登録商標ともなっており、理系の女性向けの進路相談サイトのタイトルとして使われています。

リケジョ育成プログラム、女性活躍(リケジョ)応援基金など大学や研究施設において幅広く使われている言葉でもあり、理系人工の増加のため企業や国として支援を進めているものでもあります。

「リケジョ」の概要

「リケジョ」の概要

言葉としては漢字で理系女と書けなくはありませんが、そういった表記は一切見られません。

文系に対応する言葉もありませんが農学部系女子のことをノケジョと呼ぶケースはあります。

理系の男性に対応した言葉がリケダンとなります。

言葉としては2010年に発祥して一定の範囲で使われ続けていることから、2022年時点で定着したものと考えられます。

講談社の登録商標としてのリケジョはRikejo表記もなされますが、この講談社の進路相談サービスが発祥とも考えられます。

登録商標の言葉としてそれほど厳しく使われているわけではないことも特徴的で、「リケ女」のような使い方で登録商標を避けるというケースもほぼ見られません。

大学などの支援サービスの名前も今後も使われ続けていくでしょう。

「リケジョ」の言葉の使い方や使われ方

「リケジョ」の言葉の使い方や使われ方

「高校の時点でリケジョを目指す指導が増えればと思う」「リケジョらしい進路選びをした」「リケジョの支援活動を使用して進学する」「中学生ではリケジョとは呼びにくい」などの使い方が挙げられ、他人がリケジョと呼ぶことはもちろん、自称することも問題ない言葉と言えるでしょう。

「リケジョ」の類語や言いかえ

「リケジョ」の類語や言いかえ

理系の女性、理系の女子、研究職の女性など科学関係の女性という言葉であれば類語と言えなくはありません。

リケダンは男性ですが理系という部分では類語と言えます。

「科学」「化学」などの言葉が入った類語は見られず、リケジョという言葉がある程度定着しているため今後塗り替えられる言葉は新たには登場しないものと考えられます。

まとめ

まとめ

リケジョという言葉は女性研究者ということもクローズアップされたSTAP細胞の発見よりも古く、2010年9月から開始した講談社の理系の女性向け進路相談サービスが発祥とされますが、2011年10月14日にアメリカの物理化学専門誌「The Journal of Physical Chemistry」に、茨城県立水戸第二高校を卒業した数理科学同好会に所属していた女子学生の論文が掲載されたことで言葉として大きく広がっていきました。

基本的には日本のみで使われている言葉です。

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