この記事では、「利食い」と「利確」の違いを分かりやすく説明していきます。
「利食い」とは?
「利食い」とは?
「利食い」は安値で購入した商品を高値で売るときに出る、差を利益として得ることを利益を食うことから「利食い」と呼びます。
ただし、注意すべき点は、「利食い」は利益を食い散らかそうとする「行為」のみを意味する言葉で、実際に利益を得ているかどうかは未知数です。
そのため、利益を得ることができそうな状況を「利食い」と呼び、利益を完全に得ると確証した場合、言葉がさらに変化します。
「利食い」の使い方
「利食い」の使い方
「利食い」は行為そのものを意味する言葉になるため、使い方については利益を得る行為を行うものを対象に「利食い」という言葉を使います。
ただし、あくまで利益を得る行為そのものを「利食い」と呼びますので利益が出てなかろうと利益を得ようとするものは「利食い」を得るものやむさぼるものと言われるのです。
「利確」とは?
「利確」とは?
「利確」は利益が出ることが確定している状況をさす言葉です。
つまり「利食い」という利益をむさぼる行為により利益を得ることが決定づけられると「利確」という言葉になり、利益が出ることが約束されているとします。
「利確」の使い方
「利確」の使い方
「利確」は利益が出ることが決定づけられて初めて名乗ることができる言葉で、利益が出ない場合、「利食い」でおわります。
「利確」は完全に利益が出ているものをそのように呼び、収入を得ている状態かであることを意味するために用いるのです。
「利食い」と「利確」の違い
「利食い」と「利確」の違い
「利食い」と「利確」の違いですが、利益をむさぼろうとしているだけかすでに利益を得ることが決定づけられているかが違いになります。
そのため、「利食い」は未遂で終わることもあり、未遂で終わったものは利益を食い損ねたとします。
一方で「利確」はというと、利益が出ることが確定しているため、大損を食う心配はないということです。
つまり両者は、未遂で終わる可能性があるものを「利益食い」から「利食い」、利益を得ることが確定していることを「利益確定」から「利確」としているのです。
まとめ
まとめ
「利食い」と「利確」ですが「利益食い」と「利益確定」が元の漢字の意味で両者は利益を得ることが確定しているかしていないかが違いです。
「利食い」はまだ利益が出ることが確定しておらず、未遂ですが、「利確」はすでに利益を得ることが確定しているため違いは利益をむさぼる可能性を得る状態で終わるか利益を得ることができるかが違いになります。
そのため、利益を得ることが確定しているものは「利益」と呼ばれるのですが、「利食い」はというとむさぼる様子を表す行為なので、投資においてはあまり良い印象の言葉ではなく、おいしいところだけをむさぼろうとしている人物に用いられることが多いです。
「利確」の場合は投資した結果利益が出ることが確定したという意味になるので、こちらのほうが投資をしてその結果利益を得たとします。