「貧乏舌」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

味覚に関する話題で使われる言葉に「貧乏舌」というものがあります。

この言葉具体的になにを指しているのでしょうか。

今回は、「貧乏舌」の意味と類似表現について解説します。

「貧乏舌」とは?意味

「貧乏舌」とは?意味

「貧乏舌」とは、「安い食材でも美味しく感じられる鈍い味覚」を意味する言葉です。

「貧乏舌」の概要

「貧乏舌」の概要

貧乏人は安く貧しい食材しか使えません。

高級な料理を食べる機会はほとんど無く安い食材で作った安価な料理で満足しています。

そのような貧しい食事で育った人間は味覚が磨かれていないため大人になってから高級料理を食べても安価な料理との違いに気付かず何を食べても同じような感想です。

そのような「貧乏人によく見られる鈍い味覚であるがゆえに安物も高級品も同じように美味しく食べること」「貧乏舌」と表現します。

「貧乏舌」とは簡単にいえば「味覚が貧しい様子」を指します。

細かな味の違いや風味の区別がつかず、特別な食材を使っ他高級料理も安い料理も同じような感想しか出ません。

なんでも美味しく食べられるということを考えるとある意味幸せとも言えますが、美味しいものとまずいものとの違いに気づけない低い能力の持ち主であると考えると不幸な存在です。

「貧乏舌」にはもうひとつ「食べなれない高級料理よりも食べつけている安価な食べ物を好む嗜好の持ち主」という意味もあります。

高級品と安物のどちらも同じように美味しく感じるのではなく、本来美味しいとされる高級品を食べなれないせいで口にあわないと判断し食べつけている安価な食べ物を美味しいと感じる味覚の逆転現象を指す言葉として使われています。

「貧乏舌」は味覚の鈍さを指摘するネガティブな意味合いの言葉ですが、味の違いがわからないのは一概に悪いことでもありません。

災害で避難したときなど手に入る食糧が限られる状況では味の好みや食材についてあれこれ注文を付ける余裕などありません。

そういった極限状況においては味にうるさい舌の持ち主よりもどんな食べ物でも文句を言わず美味しく食べる「貧乏舌」のほうがサバイバルで有利に働きます。

「貧乏舌」の言葉の使い方や使われ方

「貧乏舌」の言葉の使い方や使われ方

・『貧乏舌なので高級レストランと定食屋のどちらも美味しく食べられる』
・『なにを食べても美味しいという貧乏舌なのでおごり甲斐がないと言われる』
・『貧乏舌から脱出するために高級食材を食べ比べる』
・『貧乏舌の持ち主でもはっきりと違いがわかるほど美味しい料理』

「貧乏舌」の類語や言いかえ

「貧乏舌」の類語や言いかえ

・馬鹿舌
「味や風味の区別がつかない鈍い味覚」を意味する言葉です。

味付けの違いや食材の違いを判別できないような劣った味覚を指す言葉で、豚肉と牛肉を間違えたり味噌ラーメンと醤油ラーメンの区別がつかなかったりなど味覚センサーとしての舌が馬鹿になっている様子を表します。

まとめ

まとめ

子どものころから貧しい食事を続けていると「貧乏舌」になりがちですが、必ずしも幼少期の体験だけで決まるものではありません。

ぜいたくな食事で育ったのに味覚がさっぱりな人も存在します。

味覚の貧しさが体質や栄養不良に起因していることもあるので気になる方は医師に相談してみてください。

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