「類は類を呼ぶ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「類は類を呼ぶ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「類は類を呼ぶ」とは?意味

「類は類を呼ぶ」とは?意味

「類は類を呼ぶ」とは気質が似通った人たちや同類は自然に集まってくるという意味の言葉です。

また似たような人が寄ってきてしまったという意味で使われることもあります。

類は友を呼ぶという慣用句の誤字として扱われることも多く実際に間違って「類は類を呼ぶ」と言っている人もいますが、悪い意味で同類が集まっているという意味で意図的に使われている場合もあります。

「類は類を呼ぶ」の概要

「類は類を呼ぶ」の概要

「類は類を呼ぶ」は元々「類は友を呼ぶ」の間違いです。

類は友を呼ぶという言葉の間違いとしては一番見かけることが多い間違え方でしょう。

そして人に迷惑をかけるような厄介な人と別の厄介な人が集まった場合、お互い掛けられた迷惑に怒り決して友とは言えない関係性になります。

しかし端から見た状況としては類は友を呼ぶ状況にぴったりなので、それをどちらも同類扱いという意味を込めよく見かける誤用を再利用するように使われた表現が「類は類を呼ぶ」です。

ただし誤用と思われることが多く紛らわしいことと使える場面が限定的なこと、そもそも厄介な人が集まっていることも元の言葉通り類は友を呼ぶと呼ぶのが一般的なことから、スラングと言えるほど広まりも定着もしていません。

「類は類を呼ぶ」の言葉の使い方や使われ方

「類は類を呼ぶ」の言葉の使い方や使われ方

「類は類を呼ぶ」が意図的に使われる場面は似た者同士がいるけれど仲は良くないという状況です。

匿名のネット掲示板などで場の空気をわざと荒らす人が現れ、その内その荒らしている人を攻撃して更に空気の悪化をエスカレートさせる人が現れた時などに「類は類を呼ぶ」と言われます。

厄介な人を厄介な人の同類扱いしているため失礼な言葉であり、実際に面と向かっていうと矛先が自分に向いてきかねないため現実で意図的に使われることはまずありません。

ただし類は友を呼ぶの誤用としてはネット上でも現実でも間違えて使う人がいます。

「類は類を呼ぶ」の類語や言いかえ

「類は類を呼ぶ」の類語や言いかえ

「類は類を呼ぶ」を意図的に使うシーンは類は友を呼ぶにネガティブな意味合いなどを込めて言い換える場面なので、元々の「類は友を呼ぶ」という言葉で十分な場合がほとんどです。

また類は友を呼ぶを短縮して使いやすくした「類友」も言い換えとして頻繁に使用されています。

また元となった類は友を呼ぶの類語として挙げられる「類を以って集まる」「同類相求む」なども、「類は類を呼ぶ」とくらべポジティブな意味合いはありますが類語と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

「類は類を呼ぶ」は誤用であることも多いですが意図的に使っている人もいます。

しかしただの誤用ではなくそういう表現もあるのだと思って使うと、それは間違っていると指摘されることも多いです。

なのでそういう表現をする人もいますが意図的な表現として「類は類を呼ぶ」という言葉を使うのは難しいでしょう。

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