「拉致」と「誘拐」の違いとは？分かりやすく解釈

この記事では、「拉致」と「誘拐」の違いを分かりやすく説明していきます。

「拉致」とは?

「拉致」とは、逃げ出すことができないように身柄を囲ってしまうことです。

身体的な拘束を含めて使うこともありますが、どこかの部屋などに閉じ込め、そこから出られなくしてしまえば、その状態が「拉致」していると解釈されます。

もちろんですが、このような行為は問題になることがほとんどで、犯罪になる場合も少なくありません。

その為、行わないに越したことはありません。

「誘拐」とは?

「誘拐」とは、身柄をさらうことの表現になります。

その後に先の「拉致」に繋がることもありますが、単にさらって、そのまま一緒に行動させるような場合にも使える表現です。

こちらも犯罪になる場合が多く、理由があったとしても、推奨される行為ではありません。

よく見聞きするのは子供の「誘拐」で、その開放の為に身代金が要求されるというシーンがドラマではよく見られます。

「拉致」と「誘拐」の違い

「拉致」と「誘拐」の違いを、分かりやすく解説します。

「拉致」は、どこかに囲って逃げられないようにしてしまうことの表現です。

有名な北朝鮮による「拉致」は、日本人が何人も北朝鮮から逃げられないように囲われてしまった事件で、そこに連れて行く為の「誘拐」も、この場合は意味として含んでいます。

ただし、その場から逃げられないようにするだけでも「拉致」となる為、必ずしも「誘拐」とセットになっている訳ではなく、その「誘拐」は、さらうことがその意味になります。

まとめ

この「拉致」や「誘拐」といった言葉は、多くの場合で犯罪に絡むと考えることができる為、そのような行為の表現として使われる場合はともかく、どちらも行うことは決しておすすめできません。

「誘拐事件」は、日本でもまま発生しますが、かなり重い罪になり、重大事件という扱いになる凶悪な犯罪になると考えてください。