「お亡くなりになる」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

「お亡くなりになる」の敬語表現・使い方・使用例について解説していきます。

さらに「お亡くなりになる」の英語表現についても紹介しています。

「お亡くなりになる」の敬語での表現や使い方

「お亡くなりになる」の敬語での表現や使い方

「お亡くなりになる」という言葉そのものが、「死ぬ」の尊敬語である「亡くなる・亡くなられる」をさらに丁寧にした敬語になっています。

「お亡くなりになる」「死ぬ」を遠回しに伝える婉曲的な尊敬語なのですが、「他界する」【たかいする】「永眠する」【えいみんする】といった婉曲表現によっても敬語的なニュアンスを伝えることができます。

身内以外の人が亡くなった場合には、「逝去する」【せいきょする】といった尊敬語も使うことができます。

仏教の信徒に対しては「往生する」【おうじょうする】「涅槃に至る」【ねはんにいたる】といった婉曲表現も使用できます。

キリスト教徒に対する敬語的表現として、「昇天する」【しょうてんする】「天に召される」【てんにめされる】もあります。

最高レベルの「死ぬ」の敬語表現は天皇・皇后・国王などの死去に使われる「崩御する」【ほうぎょする】「お隠れになる」【おかくれになる】です。

「お亡くなりになる」を敬語で言い換えた場合の使用例

「お亡くなりになる」を敬語で言い換えた場合の使用例

「お亡くなりになる」を敬語で言い換えた場合の使用例として、以下のような例文を挙げることができます。

・『大学院でお世話になった専攻の担当教授が逝去されました』
・『久しくお会いしていなかった先輩が、昨年他界されていたと人づてに聞いて驚きました』
・『令和6年4月1日に、国民から愛された名俳優が永眠されました』
「お亡くなりになる」という言葉はそれだけでも「死ぬ・亡くなる」よりも丁寧な敬語表現になっているので、敬意を払うべき相手に使うことができます。

家族や身内以外の人の死去について言及するときには、「ご逝去・逝去される」を使うことができます。

「死去」という直接の表現(忌み言葉)を避ける婉曲的な言い方として、「永眠される・他界される」といった言葉もよく使用されます。

「お亡くなりになる」の英語での言い換え

「お亡くなりになる」の英語での言い換え

「お亡くなりになる」という言葉を英語で言い換えると、シンプルに“die”(死ぬ)や“dead”(死んでいる)、“pass away”(亡くなる・この世から去る)などになります。

例えば、“My friend’s parents died in an unexpected accident”(友達の両親が不慮の事故でお亡くなりになりました)のような英語の文章で使えます。

英文における使用例として、“The person I loved passed away a few years ago”(好きだった人が数年前にお亡くなりになっていました)なども挙げることができます。

まとめ

まとめ

この記事では「お亡くなりになる」の敬語表現やその使い方・使用例・英語について分かりやすく説明しました。

「お亡くなりになる」の敬語表現は「逝去される・永眠される・他界される・往生する・崩御する」などになります。

「お亡くなりになる」の敬語の使い方・使用例・英語について調べたい人はチェックしてみてください。

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