「なかったことに」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

「なかったことに」の敬語表現・使い方・使用例について解説していきます。

さらに「なかったことに」の英語表現についても紹介しています。

「なかったことに」の敬語での表現や使い方

「なかったことに」の敬語での表現や使い方

「なかったことに」というのは「初めからある言動・物事が無かったことに」を意味している言葉です。

「なかったことに」には直接の敬語はありませんが、その後に尊敬語・謙譲語・丁寧語などの敬語を続けることで敬語表現にすることができます。

「なかったことにしてください」という文章は、「なかったことにしてくれ」の尊敬語になります。

また「なかったことに」と近しい意味を持っている類語として、「ご放念ください」「白紙に戻してください」「撤回させてください」「帳消しにしてください」などの敬語表現を使うこともできます。

「なかったことに」を敬語で言い換えた場合の使用例

「なかったことに」を敬語で言い換えた場合の使用例

「なかったことに」を敬語で言い換えた場合の使用例として、以下のような例文を挙げることができます。

・『先日お話した内容につきましてはご放念くださると幸いに存じます』
・『前回の契約交渉でこちらから提示させていただいた諸条件を白紙に戻させてください』
・『都合の良いお話ではあると存じますが、今までのやり取りはなかったことにしていただけないでしょうか』

「なかったことに」という言葉には直接的な敬語はありませんが、「なかったことにの後に尊敬語・丁寧語・謙譲語などの敬語を続けること」で敬語に言い替えられます。

「なかったことに」とほぼ同じ意味合いを持つ「ご放念ください」「一からやり直させてください」「白紙に戻してください」などの類語を使用することで敬語表現にすることができます。

「なかったことに」の英語での言い換え

「なかったことに」の英語での言い換え

「なかったことに」という言葉を英語で言い換えると、“please pretend it never happened”(なかったことにしてください・なかった振りをしてください)や“please forget”(ご放念ください)などになります。

例えば、“Regarding the case we talked about yesterday, please pretend it didn’t happen”(昨日お話した案件について、無かったことにしてください)のような英語の例文で使うことができるのです。

まとめ

まとめ

この記事では「なかったことに」の敬語表現やその使い方・使用例・英語について分かりやすく説明しました。

「なかったことに」の敬語表現は「なかったことにの後に尊敬語・謙譲語などの敬語を続ける方法」になります。

また「ご放念ください」などの類語でも敬語にできます。

「なかったことに」の敬語の使い方・使用例・英語について調べたい人は参考にしてみてください。

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