「マブイ」とは?意味や言葉の使い方、概要など

この記事では、「マブイ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「マブイ」とは?意味

「マブイ」とは?意味

容姿が美しく魅力的なこと、都合が良いこと

「マブイ」の概要

「マブイ」の概要

「マブイ」には、主に二つの意味があります。

一つは、容貌の美しい人(主に女性)に対し「美しくて魅力的だ」「いかしてる」と称賛する俗語、もう一つは「都合良く事が進む」という意味の俗語になります。

昭和40年代ごろから不良が使う言葉として、美しい女性をほめる意味の「マブイ」が流行しました。

そのため近代に誕生した言葉と思われがちですが、江戸時代には「容貌が美しい」という意味の俗語としてすでに存在していました。

語源は、本物、美しい、という意味を持つ「まぶ」にあります。

そもそも「まぶ」は盗賊が使っていた隠語で、価値のある、本物のお宝が盗める場所という意味があります。

その後、盗みがうまくいくことに転じて「仕事がうまくいく」という意味で使われるようになりました。

また「優れている」という良い意味があることから、容姿が優れていることを「まぶ」「マブイ」と言うようになっています。

ちなみに不良言葉の「マブイ」はヤンキーの激減によって需要がなくなったため、現在はすっかり死語の扱いになっています。

「マブイ」の言葉の使い方や使われ方

「マブイ」の言葉の使い方や使われ方

「マブイ」は主に美しい女性の容姿を称賛するときに使います。

・『友達にはマブイ彼女がいてうらやましい』
・『マブイ女の子に一目ぼれした』

「マブイ」の類語や言いかえ

「マブイ」の類語や言いかえ

「マブイ」の類語は「美しい」「うるわしい」「いかしている」などです。

「マブイ」は古い言葉で現在はあまり使われなくなっているため、意味を知っている人は少なくなってきています。

また、不良言葉のイメージが強いことからも、できれば類語に言い換えたほうが通じやすく、上品です。

まとめ

まとめ

「マブイ」には、女性が「美しくていかしてる」あるいは「事がうまく進む」という意味があります。

昭和の不良言葉というイメージが強いですが、江戸時代から使われていた歴史の古い言葉という点が意外です。

タイトルとURLをコピーしました