「取り付ける」の敬語表現とは？使い方や使用例など徹底解釈

「取り付ける」という言葉を敬語にしたとき、どのような表現になるのか知っておきましょう。

「取り付ける」の敬語での表現

「取り付ける」は、「自分の方に引き寄せて獲得する」という意味があります。

ビジネスシーンにおいては「約束を取り付ける」という文章で使うことが多くなります。

例えば、営業を仕事にしている場合、営業先とアポイントを取れた時などに、「アポイントを取り付ける」などと表現できます。

このことを、目上の人、上司に伝えるときなどに、敬語表現にしてみましょう。

「A社とアポイントを取り付けた」というかわりに、「A社とのアポイントを、取り付けることができました」と、丁寧な表現をしてみてはいかがでしょうか。

また、さらに丁寧な表現として、「A社とのアポイントを、お取り付けいたします」などとしてみるといいでしょう。

他にも、謙譲表現を加えて、「A社とのアポイントを、お取り付けいたします」などと表現してみるとよさそうです。

「取り付ける」を敬語で言い換えた場合の使用例

「取り付ける」という言葉を使う場合は、基本的に仕事関係者とのアポイント、約束などを獲得できた場合に使います。

例えば、忙しい人と、会う約束を取り付けた場合は、「忙しい○○さんと、会う約束を取り付けることができました」などという文章にして、目上の人に報告してみてはいかがでしょうか。

「取り付ける」を敬語で言い換えた場合の使い方

上司から、営業先と会う約束を取るよう、指示が出されるようなときがあるかもしれません。

このような場合は、「約束を取り付けます」ではなく、「約束を、お取り付けいたします」としてみるといいかもしれません。

「取り付け」に、「お」という接頭語をつけて、「お取り付け」として丁寧な印象にし、さらに「いたします」と謙譲表現を入れることで、敬語らしくなります。

他にも、「約束を、お取り付けさせていただきます」とするといいのではないでしょうか。

まとめ

「取り付ける」という言葉の敬語表現について見てきました。

「取り付ける」という言葉を敬語表現できるようになることで、仕事や人間関係が円滑になるかもしれません。