「レイアップ」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフのスコアアップをめざしていろいろと調べているとよく見かける言葉に「レイアップ」があります。

コース攻略では必ずと言ってもいいほど目にするこの言葉、具体的にはどのような意味なのでしょうか。

今回は、「レイアップ」の意味と関連用語について解説します。

「レイアップ」とは?意味

「レイアップ」とは?意味

「レイアップ」とは、「グリーンまでの距離が長いときにあえて飛距離を出さずに次打をショットしやすい場所を狙って打つこと」を意味する言葉です。

「レイアップ」の概要

「レイアップ」の概要

ゴルフというのはできるだけ少ない打数でボールをカップに入れることを競う競技です。

少ない打数で入れるためには長い飛距離を飛ばしてボールを早くカップに近づけるほど有利になりますが、コースマネジメントを考えると必ずしも飛距離の長いショットが有効とは限りません。

ゴルフコースは場所によってショットの難易度が大きく変わります。

グリーンに近くても障害物の近くだと打ちにくいですし、傾斜や地面の状況などもショット難易度に大きく影響します。

グリーンに近くて打ちにくい場所よりもグリーンから遠くて打ちやすい場所のほうがコース攻略的に有利に働くケースはたくさんあります。

「レイアップ」とは「ボールを飛ばすことを優先せずショットの打ちやすさを優先して短い距離のショットでプレーするプレースタイル」を指す言葉です。

例えば、グリーまでの残りの距離が200ヤードだがその手前180ヤードのところにウォーターハザードがある場合、直接グリーンを狙うとミスショットで飛距離が出なかったときにウォーターハザードに入ってペナルティがついてしまうリスクがあります。

200ヤードを確実に出せるならいいのですが飛距離に自信がなかったり向かい風など不確定要因が影響するような条件の場合は無理してグリーンを直接狙ってしまうとミスしたときにスコアを大きく崩してしまいます。

そのような条件のショットでは直接グリーンを狙わず当て短いショットを選択してウォーターハザード手前に落とし次打でグリーンを狙うという2回のショットで攻略したほうが安全で余計なリスクを負うことなく確実にプレーできます。

このような「飛距離を出さず短いショットでコースを攻略していくこと」を指して「レイアップ」と表現します。

「レイアップ」の言葉の使い方や使われ方

「レイアップ」の言葉の使い方や使われ方

・『初心者プレーヤーのコース攻略プランとしてはレイアップが基本になる』
・『飛ばし屋なのでレイアップは頭にない』
・『無理してグリーンを狙わず確実にレイアップでいこう』
・『レイアップを徹底してコツコツとスコアを伸ばす』

「レイアップ」の関連語

「レイアップ」の関連語

・刻む
「長い飛距離でボールを一気に進めるのではなく複数回のショットでボールを進めていくこと」を意味するゴルフ用語です。

「レイアップ」とはほぼ同じ意味であり、直接的に翻訳した言葉として広く使われています。

・安全策
「リスクが低い方法」という意味の言葉でゴルフ用語としては「無理しない堅実性の高いプレー」を指します。

ミスをした時のリスクが低い「レイアップ」「安全策」のひとつです。

まとめ

まとめ

「レイアップ」は一見地味で臆病に見えるプレーですが現実的なスコアメイクを考えるととても重要な意味をもちます。

流行る気持ちをぐっと堪えるのもゴルフ上達に必要な技術です。

短いショットでコースを攻略しスコアアップを目指しましょう。

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