この記事では、「角を矯めて牛を殺す」の意味を分かりやすく説明していきます。
慣用句を楽しく学びましょう。
「角を矯めて牛を殺す」とは?意味
「角を矯めて牛を殺す」とは?意味
「角を矯めて牛を殺す」とは、あら探しをして失敗すること。
細かい欠点を直そうとするものの、逆効果になることです。
「矯めて」とは、矯正すること。
悪い物を整えて、良い物にしていく状態です。
見ばえの悪い牛の角を直そうとしたら牛が死んでしまったという、エピソードから生まれています。
「角を矯めて牛を殺す」の言葉の使い方や使われ方
「角を矯めて牛を殺す」の言葉の使い方や使われ方
「角を矯めて牛を殺す」は余計な作業をしたために、かえって全体を悪くする行動をいいます。
蛇足や無用の長物と、同じように使います。
しなくても良いお節介、あるまじき行いに使うようにしましょう。
「角を矯めて牛を殺す」の例文
「角を矯めて牛を殺す」の例文
「角を矯めて牛を殺す」を使った例文を挙げます。
・『部長はいつも、角を矯めて牛を殺すだ』
・『角を矯めて牛を殺すとは、まさにこの事だ』
・『残念ながら、角を矯めて牛を殺す結果に終わった』
まとめ
まとめ
「角を矯めて牛を殺す」の意味と使い方を学びました。
細かい修正をおこない、害を与えることをいいます。
良かれと思ったことが、裏目に出る状態です。
面白い言葉を覚えて暮らしに役立ててください。