「育成枠出身」とは？意味や言葉の使い方、概要など

「育成枠出身」は何を指す言葉なのでしょうか。

今回は、「育成枠出身」の意味と類語について解説します。

「育成枠出身」とは?意味

「育成枠出身」とは、「NPB所属のプロ野球選手のうちドラフトで順位指名されず育成選手として指名され一軍に上がってきた選手」を意味する言葉です。

「育成枠出身」の概要

NPBのドラフトでは希望する選手を各球団が指名していく順位指名とは別に将来的に育てていくことを目的にした選手を獲得する「育成選手制度」という仕組みがあります。

育成選手は年俸や台風などがドラフト指名選手に比べて低く設定されており苦しい状況の中からスタートします。

ドラフト選手に比べると才能的にも練習環境的にも厳しい中、競争を勝ち上がって見事一軍に昇格する選手もいます。

そのような陸上選手として指名されながら一部に昇格した選手を指す言葉が「育成枠出身」です。

ネットスラングでは「育成枠出身」が「千葉ロッテマリーンズ所属の選手、角中勝也」を意味する言葉として使われています。

しかし、角中選手はドラフト7位で入団しており実際には「育成枠出身」ではありません。

独立リーグに所属してからプロ入りを果たすなど苦労を重ねてきた経歴から育成上がりだと誤解されてしまいいつのまにか定着してしまいました。

実況中継でも「育成枠出身」と紹介されるなど各方面で育成上がりだと思い込まれていることからネット上では「育成枠出身」が角中選手を指すスラングとして定着しています。

「育成枠出身」の言葉の使い方や使われ方

『角中選手に終身名誉育成枠出身選手の称号を贈りたい』

まとめ

「育成枠出身」は本来の意味とネットスラングとして大きな違いがあります。

どんな意味で使われているのかに注意して理解してください。