この記事では、「ろっぽんぞー」の意味を分かりやすく説明していきます。
気になるネットスラングをひも解きましょう。
「ろっぽんぞー」とは?意味
「ろっぽんぞー」とは?意味
「ろっぽんぞー」というのは、得体のしれない都市伝説のひとつ。
その成り立ちから、夏目漱石、千円札、電波な人をあらわします。
いわゆる電波系の発言から、生まれた用語です。
舞台はよく晴れた、鎌倉駅の改札前。
あるユーザーがタバコを買おうと、財布を開きました。
すると財布の中にあった千円札の夏目漱石が、まるで生身の人間のように動き出したそうです。
そのときに夏目漱石がしゃべった言葉が「ろっぽんぞー」です。
もちろん生みの親は千円札の夏目漱石になるので、「ろっぽんぞー」にどのような意味があるのかは、くわしく解明されていません。
気になってしまうと、夜も眠れなくなってしまう、ある意味ホラーなネットスラングです。
「ろっぽんぞー」の概要
「ろっぽんぞー」の概要
「ろっぽんぞー」は電波系または電波な人の例えとして、用いられることもあります。
電波系というのは、イカサマやでたらめ系の発言のこと。
いい加減で発言に、まったく根拠が感じられないものです。
そして電波な人というのは、こうしたガセを平気で口にする人をいいます。
電波すなわち、目には見えない力を本気で信じている人たちを指します。
「ろっぽんぞー」はとくに意味のない言葉ですが、こうした人たちを煽る意味合いもあるので、注意して用いていきましょう。
「ろっぽんぞー」の言葉の使い方や使われ方
「ろっぽんぞー」の言葉の使い方や使われ方
・『飲み会の代金は、ろっぽんぞーで支払うね』
・『歴史でろっぽんぞーを勉強したよ』
・『あの人はろっぽんぞーだから気を付けてね』
「ろっぽんぞー」の類語や言いかえ
「ろっぽんぞー」の類語や言いかえ
「ろっぽんぞー」とは、千円札の夏目漱石をあらわします。
そのため「千円札」と「夏目漱石」が類語のひとつになります。
また「ろっぽんぞー」のことをディズニーの映画にもなった、童話の「ラプンツェル」に例えることもあります。
「ラプンツェル」が類語なのは、外国語の「ラプンツェル」の発音と「ろっぽんぞー」がとても似ているからです。
ちなみに夏目漱石は『坊ちゃん』や『吾輩は猫である』など有名な小説を書いた、偉大な小説家のひとり。
現在の東京大学である、帝国大学の英文科を卒業しています。
順風満帆な人生に思えますが、幼い頃は知り合いの家に養子に出されるなど、かなりの気苦労もあったようです。
49歳のとき書きかけの原稿を残したまま、胃の病気をわずらって帰らぬ人となりました。
「ろっぽんぞー」にはそんな夏目漱石の、遺言めいた思いが詰め込まれているのかもしれません。
まとめ
まとめ
「ろっぽんぞー」の意味と使い方をおさらいしました。
「ろっぽんぞー」とは、千円札の紙幣や、偉人の夏目漱石をあらわします。
また有名映画のラプンツェルを指すこともあります。
こうした発言はあやしく聞こえるため電波系または電波な人と、ジャンル分けされています。
知識のひとつに、ストックしてください。