この記事では、「肩透かしを食う」の意味を分かりやすく説明していきます。
「肩透かしを食う」とは?意味
「肩透かしを食う」とは?意味
「肩透かしを食う」は「かたすかしをくう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「勢いよく相手に挑んだら、うまくかわされて気力が萎えること」という元の意味で、強い相手に正面から気合を入れて臨んだ瞬間に、かわされてひるんでしまうことです。
2つ目は転じて「相手が不意を突いた行動をして、予定通りにことが進まなくなること」という意味で、相手が予想を大きく外れたことをした為に、計画が狂うことを言います。
上記に共通するのは「相手にかわされる」という意味です。
「肩透かしを食う」の概要
「肩透かしを食う」の概要
「肩透かしを食う」の「肩透かし」は、相撲の決まり手の名称で、「相手の勢いをまともに受けず、身体をかわしながら相手の肩を叩いて倒す技」のことです。
立ち合いで勢いをつけて突進したところ、相手が身体をかわした為に、ひるんだ瞬間後ろから倒されるのです。
ここから「うまくかわされて気力が萎えること」「意表を突かれて計画が狂うこと」として使われる様になりました。
「肩透かしを食う」の言葉の使い方や使われ方
「肩透かしを食う」の言葉の使い方や使われ方
「肩透かしを食う」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『相手と待ち合わせして肩透かしを食う』
・『相手を信じて勝った馬券で肩透かしを食う』
・『もうすぐ契約できると思っていた相手に肩透かしを食う』
まとめ
まとめ
今回は「肩透かしを食う」について紹介しました。
「肩透かしを食う」は「相撲の決まり手」から転じて「相手にかわされて気力が萎えること」「意表を突かれて計画が狂うこと」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。