「日頃よりご支援いただき」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では、ビジネスシーンでしばしば使われる「日頃よりご支援いただき」について、その意味や使い方や言い換え等を分かりやすく説明します。

「日頃よりご支援いただき」とは?意味

「日頃よりご支援いただき」の表現を、構成する言葉毎に分解して、その意味を説明します。

まず「日頃より」は、「普段から」という意味です。

もう少し詳しく説明すると、「以前から現在にいたるまで同じように続く」ことを意味する「日頃」に、「~から」を意味する「より」が付けられたもので、簡単に表現すると「普段から」となるのです。

次に「ご支援」は、「手を差し伸べることや、応援して助けること」を意味する「支援」に、尊敬の意思を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。

そして最後の「いただき」は、「~してもらって」の謙譲語表現です。

従って、「日頃よりご支援いただき」とは、「普段から、手を差し伸べてもらいや、応援して助けてもらい」と言った意味で、その敬語表現となります。

「日頃よりご支援いただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この表現は、会話で使われることは少なく、メールや手紙において、「日頃よりご支援いただき、誠にありがとうございます」の様に、感謝の意味を込めて、挨拶文で使われるのが一般的です。

ビジネスメールにおいて、取引先の方にいきなり本題に入るのではなく、冒頭にこうした挨拶文を入れることで、クッションの役割を果たす効果があります。

従って、何か少し言いにくいお願いごとをする場合にも、その前置きとして、非常に便利に使える言葉と言えます。

この言葉は敬語表現であり、取引先の方等の目上の人に使うことは出来ますが、さらに敬意を高めたい場合には、「日頃よりご支援を賜り、誠にありがとうございます」と表現されることもあります。

「日頃よりご支援いただき」を使った例文

・『日頃よりご支援いただき、誠にありがとうございます』
・『日頃よりご支援いただき、心より深く感謝申し上げます』
・『日頃よりご支援をいただき、またこの度は貴重なご意見をいただき、大変感謝しております』

「日頃よりご支援いただき」の類語や言い換え

「日頃より」の類語としては「普段より」や「いつも」や「平素より」が挙げられます。

また「ご支援」の類語としては「ご協力」や「ご後援」が挙げられます。

従って、「日頃よりご支援いただき」は、二つの言葉の類語を組み合わせ、「普段よりご支援いただき」や「いつも協力いただき」や「平素よりご後援いただき」等と言い換えることが出来ます。

まとめ

「日頃よりご支援いただき」は、「普段から、手を差し伸べてもらいや、応援して助けてもらい」と言った意味の敬語表現です。

この言葉は、会話で使われることは少なく、メール等において、冒頭の挨拶文として「日頃よりご支援いただき、誠にありがとうございます」等の形でしばしば使われる言葉です。