「あっさり」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「あっさり」の意味を分かりやすく説明していきます。

「あっさり」とは?意味

「あっさり」とは?意味

しつこくない様子、簡単にすむ様子。

「あっさり」の概要

「あっさり」の概要

「あっさり」は、刺激が少なくしつこくない様子、または物事が簡単にすむ様子を表すオノマトペです。

語源は薄いことを意味する「浅し」【あさし】にあり、「あさ」「り」を付けた「あさり」が変化して現在の「あっさり」になったとされています。

「あっさり」は、主に人の性格や行動、食べ物の味付け、デザインなどに受ける印象に対して用いられる言葉で「しつこくない」「くどくない」というポジティブなニュアンスで使われることが多くなっています。

「あっさり」の言葉の使い方や使われ方

「あっさり」の言葉の使い方や使われ方

「あっさり」の基本的な使い方は、「する」を接続して動詞化した「あっさりする(している)」となります。

人の性格や行動、食べ物の味付けの濃度、色柄や人の顔立ちの印象がくどくなく心証が良い場合に「あっさりしている」を使います。

また物事が簡単に進行する様子を表すときには「あっさりと」と形容することもできます。

「あっさり」を使った例文は以下のとおりです。

・『彼は強引さがなくあっさりした性格だ』
・『あの店の塩ラーメンはとてもあっさりしている』
・『彼は目や鼻が小さく、あっさりした顔立ちをしている』
・『事件が起きて間もなく、犯人はあっさり逮捕された』

「あっさり」の類語や言いかえ

「あっさり」の類語や言いかえ

「あっさり」の類語には「すっきり」「さっぱり」「淡泊」などがあります。

「すっきり」は余分なものがなく気持ちが良い様子、「さっぱり」は不快なものが消えて爽快なこと、「淡泊」はシンプルでしつこくない様子を表し、人の性格や行動、デザインや色柄を形容する時に使うことができます。

食べ物の味が「あっさり」している様子は「さっぱりした」と言い換えるのがよいでしょう。

まとめ

まとめ

「あっさり」は、刺激が少なくしつこくない様子、または簡単にすむ様子を表すときに使います。

「薄すぎる」「物足りない」というネガティブな要素はなく、ポジティブな意味で使われることが多い言葉です。

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