「アンプレヤブル」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフを楽しくプレーするために絶対に理解しておかなくてはいけないゴルフ用語が「アンプレヤブル」です。

初心者だけでなくプロでもたびたびやる行為ですが、具体的にはどのような意味なのでしょうか。

今回は、「アンプレヤブル」の意味と関連用語について解説します。

「アンプレヤブル」とは?意味

「アンプレヤブル」とは?意味

アンプレヤブルとは「障害物などでショットが困難な状態のときにプレーヤー自身の宣言により救済措置を受けボールを移動できるルール」というゴルフ用語です。

「アンプレヤブル」の概要

「アンプレヤブル」の概要

「アンプレヤブル」の目的は「物理的にショットが困難なボールの救済」です。

樹の根元や岩の正面などにボールが止まってしまうとスイングが妨げられクラブがオレてしまう危険性もありボールを打つことができません。

そのままではプレー続行が困難な状況にあるボールの救済措置として用意されているルールが「アンプレヤブル」です。

「アンプレヤブル」を日本語に訳すとは「プレーできない」という意味になりますが、文字通りプレー続行不可能を宣言することで救済措置が受けられます。

「アンプレヤブル」を宣言したプレーヤーには1打罰が付加され救済措置としてボールの移動が認められます。

3種類ある救済措置の中から1つを選んでボールを移動しその位置からプレーを再開します。

3つの救済措置とは「最後にショットした地点にボールを移動して打ち直す」「現在ボールがある場所2クラブレングス内でホールに近づかないエリア内」「ピンとボールを結んだ線上の後方に決めた救済の基点から1クラブレングス内でホールに近づかないエリア内」です。

「アンプレヤブル」は1打罰になってしまうため安易に洗濯すべきではありませんが、困難なショットに固執して大崩れするのに比べるとずっと有益な選択肢です。

プロの試合でも「アンプレヤブル」の決断が勝負の分かれ目になることも少なくありません。

「アンプレヤブル」の言葉の使い方や使われ方

「アンプレヤブル」の言葉の使い方や使われ方

・『木の根元で打てそうにないのでアンプレヤブルを宣言する』
・『初めてアンプレヤブルせずにラウンド出来たので気分がいい』
・『アンプレヤブルの1打罰で惜しくも優勝を逃した』
・『素直にアンプレヤブルを宣言していれば大叩きせずに済んだのに、と後悔しても後の祭りである』

「アンプレヤブル」の関連語

「アンプレヤブル」の関連語

・ドロップ
「ボールをコース上に置くために落とすこと」を意味するゴルフ用語です。

「アンプレヤブル」による打ち直しでボールを置くときは「ドロップ」と呼ばれるルールに定められた方法をとるように決められています。

ドロップは「腕をまっすぐ伸ばし膝の高さからボールを落とす」のが正しいやり方です。

ドロップのやり方は2018年まで「肩の高さから落とす」と決められていましたが、肩の高さから落とすとボールが弾んで転がりやすく決められた救済エリアの外に出てしまうケースが続出したことにより現在の膝の高さから落とすというルールに改定されました。

・クラブレングス
「クラブ一本分の長さ」を意味するゴルフ用語です。

2クラブレングスならクラブ二本分の長さを意味します。

ルールでは「プレイヤーが持つクラブの打ち最も長いクラブ」を用いて計ると定められています。

ほとんどの場合「クラブレングス以内」なのでどのクラブを使っても問題ありません。

まとめ

まとめ

「アンプレヤブル」はプレーヤーの判断がわかれるポイントです。

ルールも細かく決められているのできちんと理解しておきましょう。

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